國學院久我山vs都立府中西
代打・佐藤が逆転3ラン!國學院久我山が6回コールドで都立府中西を下す!
逆転3ランを放った佐藤孝則(國學院久我山)
4月1日、春季東京都大会が開幕した。[stadium]町田市営小野路公園野球場[/stadium]の第1試合では國學院久我山と都立府中西が対戦し、試合は國學院久我山が打力の高さを見せる展開となった。
まず先制したのは都立府中西だった。2回表、二死一塁の場面で7番・堺真人が右中間へのタイムリースリーベースを放ち、一塁ランナーが一気に生還。都立府中西がまずは流れを掴んだかに見えた。
しかし4回、國學院久我山も反撃にでる。
一死二、三塁のチャンスを作ると、ここで國學院久我山の尾崎監督は背番号7の佐藤孝則を代打に送った。「詰まっていると思い、犠牲フライになるかと思った」と試合後に語った打球は、レフトのフェンスを越えていき逆転の3ランホームランとなった。國學院久我山はその後も2本のタイムリーを浴びせて、この回6得点。ビックイニングを作り、一気に試合の主導権を握った。
國學院久我山は、その後も攻撃の手を緩めることなく得点を重ねた。6回表に1点を失うものの、その裏すぐに2本のタイムリーなとで4得点。試合は12対2で國學院久我山が6回コールドでの勝利を収めた。
試合後、國學院久我山の尾崎監督は「久しぶりの公式戦で緊張感もありましたが、先制されても焦りはありませんでした。佐藤(孝則)はよく打ってくれました」と語り、代打で逆転ホームランを放った佐藤孝則を笑顔で労った。
また春季大会での目標を聞かれると「もっとアグレッシブに攻撃できるようにして、ベスト8までは確実にいきたいです」と熱く語り、次戦に向けて意気込みを語った。
(取材・写真=編集部)