試合レポート

【仙台六大学】東北工業大のエース左腕・後藤佑輔が今春初白星!自己最速145キロもマーク

2024.04.28


5回1失点の好投で今春初白星を挙げた東北工業大・後藤佑輔

<仙台六大学野球春季リーグ:東北工業大16-2宮城教育大(8回コールド)>◇27日◇第3節1回戦◇東北福祉大

今春初の勝ち点獲得を狙う東北工業大は、宮城教育大との初戦に16対2で大勝し先手を取った。2回に無安打ながら2点を先制し、8回までに5点のリードを奪うと、9回は打者15人の猛攻で9得点し勝負あり。宮城教育大は打線が粘り強さを発揮するも、投手陣が計20与四死球と乱れ、試合をつくれなかった。

先発した東北工業大のエース左腕・後藤 佑輔投手(4年=仙台育英)は5回2安打無四球6奪三振1失点と好投し、今春初勝利を挙げた。前節の東北学院大戦では初戦と第3戦に先発するもチームを勝利に導くことができず、「少し落ち込んだ」。それでも「まだ1節目。次につなげよう」とすぐに気持ちを切り替え、この日の試合に臨んだ。

昨年は春に3勝、リーグトップの45奪三振を記録するなど大きく飛躍。秋も先発の柱を担い2勝を挙げたものの、本人いわく「直球に頼る」投球が続き、春の成績を超えることはできなかった。今オフはもう一皮むけるべく、直球、変化球ともにさらに進化させてきた。

直球の威力を高めるため、筋力トレーニングに励み、昨秋のリーグ戦終了時に78キロだった体重は85キロまで増加。一方、打者を立たせた状況での投げ込みで、カーブとチェンジアップを中心に変化球も磨き、直球に頼らない投球を追い求めた。

この日は直球と変化球のどちらも駆使して三振を奪うなど、狙い通りの投球を披露した。5回には自己最速を2キロ上回る145キロを計測。1年春に143キロを計測して以降、更新できていなかっただけに、降板後のベンチでは「やっと出た」と喜びをかみしめた。

次節の東北大戦に向けては「今日のように140キロ台の球速帯で投げつつ、変化球で三振を奪いたい」と今春確立した投球スタイルを貫くことを誓った。レベルアップした絶対的エースが、大学ラストイヤーの今年も東北工業大投手陣をけん引する。

(取材=川浪康太郎)

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この記事の執筆者: 川浪 康太郎

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