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細川成也37本ペースでアーチ量産中! 中日28年ぶりの本塁打王へ!

2024.05.06


明秀日立時代の細川 成也

中日の細川 成也外野手(明秀日立出身)が、セ・リーグ本塁打王争いを演じている。5日のヤクルト戦で8号3ランを放って、ヤクルトの村上 宗隆内野手(九州学院出身)と並んだ。自身初の打撃タイトルとなる本塁打王への期待もかかってくる。

中日の本塁打王を振り返ってみると2017年のゲレーロが直近となる。

<中日の本塁打王>
※2リーグ制以降

2017年:ゲレーロ
2009年:ブランコ
2006年:ウッズ
1996年:山崎 武司
1994年:大豊 泰昭
1991年:落合 博満
1990年:落合 博満
1984年:宇野 勝
1983年:大島 康徳
1959年:森 徹
1952年:杉山 悟(※名古屋ドラゴンズ)

その前を調べてみてもブランコ、ウッズと外国人選手の名前が続いている。日本人選手では1996年の山崎 武司が最後だった。日本人選手としては、球団28年ぶりの本塁打王がかかることになる。

細川が放っている31試合で8本のペースは、143試合に換算すると約37本となる。

中日で30本塁打以上を記録した選手は、直近の本塁打王であるゲレーロの35本で2017年のこと。日本人選手では現在、細川を指導している和田 一浩打撃コーチが、37本を放った2010年が最後だ。

40本以上となれば、バンテリンドームに本拠地が移ってからは日本人選手としては球団史上初。ナゴヤ球場時代を含めると、落合博満が1989年に40本を放って以来、35年ぶりの快挙となる。

細川は30本、40本の大台超え、そして本塁打王のタイトル獲得となるだろうか。球団待望の大砲の一発にこれからも注目だ。

※記録は5月5日終了時点。

<関連記事>
◆細川成也は高3まで「全然ボールにバットが当たらない」選手だった!今や中日の主砲が見せた驚くべき進化、強烈すぎるロングティー【主筆・河嶋宗一コラム『グラカンvol.17』】
◆【成績一覧】明暗ハッキリ分かれた「初代」現役ドラフト組12人の「成績一覧」

この記事の執筆者: 勝田 聡

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