【開幕1ヵ月 注目の二軍選手】ヤクルトは高卒ルーキー捕手が3割超え! 移籍2年目ユーティリティプレーヤーも打撃好調!
常葉大菊川時代の鈴木叶
2軍戦が開幕して1カ月以上が経過した。1軍が開幕する前はベテラン選手や開幕ローテーションの調整なども多くあったが、すでに落ち着いてきた感がある。ここで各チームの有望選手を確認しておきたい。
ヤクルトの2軍では、野手では高卒ルーキーの鈴木 叶捕手(常葉大菊川出身)が結果を残している。捕手という難しいポジションながら、イースタン・リーグの開幕戦にスタメン出場すると3安打猛打賞。さらにはサヨナラ打も放つなど、華々しいデビューを飾った。
その後も大きな失速をすることなく、19試合に出場し打率.303(66打数20安打)、1本塁打、11打点と活躍。故障者が続出している影響があるとはいえ、チーム最多の14試合でマスクを被っている。今後、1軍の枠を争う立場となってもおかしくなさそうだ。
移籍2年目の三ツ俣 大樹内野手(修徳出身)も打撃絶好調。打率.338(71打数24安打)はリーグ3位。また内野全ポジションを守るなど、守備でも欠かせない存在になっている。1軍の内野陣に万が一のことがあれば声はかかるはずだ。
ヤクルトはけが人が多く苦しい状況。結果を残している若手や、バックアップとして重宝される中堅以上の選手たちにもチャンスはきっと巡ってくるはずだ。
<ヤクルトの主な選手の2軍成績>
鈴木 叶(常葉大菊川→2023年ヤクルト4位)
19試合 打率.303(66打数20安打) 1本塁打 11打点
三ツ俣 大樹(修徳→2010年オリックス2位)
21試合 打率.338(71打数24安打) 1本塁打 7打点
※数字は2024年4月22日時点
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