三菱重工west 大幅戦力補強! ”大谷キラー”、大阪桐蔭出身捕手、NPB出身者3名らが加入
天理大時代の藤居海斗、阪神タイガース時代の北條史也、三菱重工East時代の山下航汰
兵庫県の神戸市と高砂市に本拠地を置く三菱重工westの新人・移籍組選手を紹介したい。2020年まで三菱重工神戸・高砂として活動し、2021年から現チーム名に改称。都市対抗39回、日本選手権27回出場している。今季は9人が加入した。
移籍組は5人。前阪神の北條 史也内野手(光星学院)の加入が大きく報じられた。光星学院時代、3度の甲子園準優勝を経験し、世代屈指のスラッガーとして活躍。阪神時代は通算308安打、18本塁打を記録。先日、行われたJABA岡山大会では6番セカンドで出場し、8打数2安打を記録した。
元巨人で昨年まで三菱重工Eastに在籍していた山下 航汰外野手(健大高崎)が加入。持ち前の打撃センスの高さを新天地で発揮したい。元オリックスの辻垣 高良投手(学法福島)は伸びのある140キロ中盤の速球で勝負する左腕。岡山大会では2試合に登板して無失点の好投を見せている。
山下の他に三菱重工Eastから移籍したのは引木 翼投手(小諸商)、二橋 大地内野手(盛岡大附ー東日本国際大)の2人。二橋は盛岡大附時代、2012年の岩手大会決勝戦で花巻東のエース・大谷 翔平投手(日本ハム-エンゼルス-ドジャース)から3ランを放ち、大谷キラーとして話題となった右の強打者だ。昨年も指名打者を中心に出場した。引木は切れのある速球を投げ込む左腕として先発、リリーフとして活躍を収めた。
新人は4人。中澤 嶺投手(比叡山-龍谷大)は左スリークォーターから140キロ前半の速球、切れのあるスライダーで翻弄する技巧派左腕。藤居 海斗投手(近江-天理大)は天理大時代、エースとして活躍し、昨年の大学選手権でも先発登板。入社後、岡山大会のJR西日本戦で6.2回を投げ、1失点の好投を見せている。石井 雄也捕手(大阪桐蔭-関西学院大)は強肩強打の捕手として活躍。関西学院大時代、4年春には打率.417を記録した。
吉田 元輝内野手(京都外大西-天理大)は俊足巧打の左打者で、セーフティバント、盗塁も決めていく。入社後の岡山大会では代走を中心に3試合出場した。
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