根尾 昂、一軍昇格へ準備着々！ 盤石・中日投手陣に割って入れるか？
大阪桐蔭時代の根尾 昴
中日の根尾 昂投手（大阪桐蔭出身）が16日、2軍戦で初勝利を挙げた。
ナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に先発すると、7回途中78球を投げ、1失点（自責0）。3安打、四死球0、6奪三振と好投した。7回1死で降板にすることになったのは、打球が直撃した影響によるものだった。患部の状態は心配されるが、幸いにも大きなケガにはなってないようで離脱にはならなさそう。
15日現在、中日の1軍は首位に立っている。先発ローテーションも柳 裕也投手（横浜出身）、涌井 秀章投手（横浜出身）、メヒア投手、小笠原 慎之介投手（東海大相模出身）と4人が軸となり、梅津 晃大投手（仙台育英出身）、大野 雄大投手（京都外大西出身）、松葉 貴大投手（東洋大姫路出身）が脇を支えている。状態の上がらない髙橋 宏斗投手（中京大中京出身）も無理して1軍で起用することもなく、豊富に手駒が揃っていると言っていい。
根尾が先発投手として1軍昇格をつかむのは決して容易なことではなく、この1試合だけでなく、複数試合連続で好投する必要がありそうだ。
根尾は大阪桐蔭出身。今シーズンからチームには大先輩でもある中田 翔内野手（大阪桐蔭出身）が加入している。しかし、投手として中日に在籍した同校のOBは、今中慎二（1988年ドラフト1位）まで遡らなくてはならない。野手では平田良介と水田圭介が所属したが、投手は今中が引退した翌年の2002年以降、誰も所属していない。
大阪桐蔭出身の根尾が1軍に昇格し白星をつかむことができれば、もちろんそれも今中以来となる。今中は2001年シーズンで現役を引退したが、白星を挙げたのは1998年が最後。根尾は大阪桐蔭OBとして、中日では今中以来、26年ぶりに白星を挙げることができるだろうか。
1軍の舞台に上がってくる日を楽しみに待ちたい。
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