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山川vs.甲斐野の”因縁の対決”が実現! プライドを懸けた戦いは、甲斐野が見逃し三振を奪う!

2024.04.13


ソフトバンク時代の甲斐野央、西武時代の山川穂高

ソフトバンクと西武。今年最初の対戦は、見ごたえがありすぎるほど「対決」にワクワクしてしまった。試合は2対1でソフトバンクが勝利したが、勝敗を超えた選手のぶつかり合いに、心がたぎる思いがした。

8回のソフトバンクの攻撃。1対1とした直後の1死二塁。打席にはFAで西武からソフトバンクに移籍した山川 穂高内野手(中部商出身)が入る。マウンドには、その山川の人的補償で西武に移籍した甲斐野 央投手(東洋大姫路出身)が立っている。古巣西武ファンからは山川に対して「ブーイング」にも似た声も上がる異様な雰囲気のなか、2人が対峙した。山川が鬼の形相でバットを構えれば、甲斐野も鬼の形相でにらみつける。心の中でいろんなことが駆け巡ったであろう。そのことが容易に想像できた。

結果は、フルカウントから155キロの直球で、甲斐野が見逃し三振を奪った。地鳴りのような歓声が球場に響き渡り、2人の「初対決」は終わった。4番打者と8回のセットアッパー。これからも2人の熱い対決は続いていくだろう。次回の対戦が楽しみになった。

もう1つ、高校野球ファンなら、たまらない「対決」があった。ソフトバンクが東浜 巨投手(沖縄尚学出身)、西武が今井 達也投手(作新学院出身)が先発した。

この2人は、ご存じの通り、高校時代に甲子園で優勝投手に輝いている。東浜は2008年センバツで沖縄尚学(沖縄)2度目の優勝に大きく貢献。今井は作新学院(栃木)のエースとして2016年夏甲子園の優勝投手。2人のプライドもまた、激しくぶつかり合った。

東浜は6回までなんと無安打投球。自身2度目のノーヒットノーランかという好投を続けたが、7回に初安打から適時打を浴びて先制を許す。7回1失点でマウンドを降りた。

対する今井は7回まで再三ピンチを迎えるもホームを踏ませない粘りの投球を見せて、7回4安打10奪三振の結果で、東浜には「投げ勝った」ことになる。

この2人の対決は2022年10月9日、クライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージ以来となった。この時はソフトバンクが8対2で西武を破り、対戦成績を2勝0敗として、ファイナルステージ進出を決めている。先発した今井が4回を投げ4安打5失点、東浜は5回を投げ4安打1失点で東浜に軍配が上がっている。あれから約1年半ぶりのV右腕の投げ合い。結果的には今井がリベンジを果たした形となったが、この日も両投手の意地がぶつかり合う、見ごたえ十分の対決となった。

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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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