試合レポート

神村学園vs鹿児島実

2023.05.30

追撃、あと一歩及ばず・鹿児島実<鹿児島NHK旗>

<第65回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会: 神村学園5-4鹿児島実>◇30日◇準決勝◇平和リース

 神村学園鹿児島実。強豪私学のライバル同士、攻守に引き締まった好勝負を繰り広げた。

 1対1の同点で迎えた3回裏、神村学園は3番・正林 輝大(2年)が右翼席に2ランを放って勝ち越した。

 6回表、鹿児島実は途中出場の7番・植戸 颯大(3年)が左前適時打を放って1点差に詰め寄る。

 その裏、神村学園は四死球で2死一、二塁として、9番・黒木 陽琉(3年)、1番・今岡 歩夢主将(3年)の連続適時打で3点差とした。

 9回表2死と土俵際に追い込まれた鹿児島実だったが、2番・丸山 陸(2年)が中前打で出塁。途中出場の3番・平山 翔悠主将(3年)が左翼席に2ランを放って、再び1点差に詰め寄った。

 神村学園はここまで粘りの投球を続けていた左腕・黒木から右腕エース・松永 優斗(3年)にスイッチ。左前打を打たれて同点の走者を出したが、最後は三振で仕留め、辛くも1点差で逃げ切った。

(取材=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.21

【関東】帝京が2発12得点のコールド勝ち、常総学院はセンバツV校に競り勝って4強入り<春季地区大会>

2024.05.21

【春季関東大会】今春センバツVの健大高崎が敗退!Wエース石垣元気・佐藤龍月が登板も反撃及ばず1点差に泣く 常総学院は池田翔吾が3安打2打点の活躍でベスト4進出!

2024.05.21

【東海】中京大中京が20年ぶりに春の東海チャンピオンに輝く<春季地区大会>

2024.05.21

【福島】22日準々決勝、学法石川と東日本国際大昌平が「再戦」<春季県大会>

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>