「エースで4番」日大三島・松永は8完投&打率5割超えの大黒柱
日大三島 松永陽登
トーナメント表
・浦和学院、敦賀気比などが属するブロック
・大阪桐蔭、花巻東などが属するブロック
・ベスト8以上の組み合わせ
大会特集
・第94回センバツ大会概要
・第94回センバツ出場校一覧
・BIG4特集
・第94回センバツ注目選手【投手】
・第94回センバツ注目選手【野手】
・インタビュー記事一覧
・コラム記事一覧
・2021年秋の大会 上位進出校一覧
・出場校に在籍する日本代表経験者
春の訪れを告げる第94回選抜高校野球大会([stadium]阪神甲子園球場[/stadium])が18日にいよいよ開幕を迎える。すでに抽選も終わり、各チームは初戦に向けて最終調整に余念がない。
チームの大黒柱であるエースも、初戦に合わせた調整を行っているが、昔から高校野球では「エースで4番」の存在が大きかった。メジャーで活躍するエンゼルス大谷 翔平(花巻東出身)のように「二刀流」をこなす選手は多かった。
今年の出場32校では「エースで4番」はどれほどいるのだろうか。昨年秋の公式戦でチームで最多投球回数の投手で、主に4番で起用された選手は以下の3人となった。
日大三島・松永 陽登(3年・右左)
防御率2.46 打率.513
敦賀気比・上加世田 頼希(3年・右右)
防御率2.39 打率.313
國學院久我山・成田 陸(3年・右右)
防御率1.03 打率.267
背番号1で4番は日大三島・松永と敦賀気比・上加世田だが、松永は昨年秋の公式戦で39打数20安打の打率.513、2本塁打、打点18と、安打、打率、本塁打(タイ)、打点でチームトップの数字を残した。
マウンドに上ると最速140キロの速球に、カーブ、スライダー、フォークボール、チェンジアップ、カットボールと多彩な変化球も武器としている。昨年秋の公式戦では11試合に投げ8試合で完投。87.2回を投げて59奪三振、防御率2.46と、エースとして文句ない数字を残した。まさに「エースで4番」を担っている。
今センバツの初戦は大会第3日第2試合。金光大阪(大阪)と対戦する。チームの大黒柱がどこまで「二刀流」として活躍するか。目が離せない。
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・出場校に在籍する日本代表経験者
出場32校中、昨年秋の公式戦でチーム最多投球回数を投げた投手の打率と防御率のランキングは以下の通り。(打順は昨年秋公式戦)
<投手打率上位ランキング>(.350以上)
1位 松永 陽登(4番右左=日大三島) .513
2位 塚本 侑弥(1番右右=有田工) .471
3位 榎谷 礼央(9番右右=山梨学院) .412
4位 大野 稼頭央(2番左左=鹿児島大島) .395
5位 髙山 侑大(8番右左=倉敷工) .367
6位 マーガード 真偉輝 キアン(8番右右=星稜).357
7位 猪俣 駿太(5番右左=明秀学園日立) .353
<投手防御率上位ランキング>(1.50以下)
1位 前田 悠伍△(9番左左=大阪桐蔭) 0.78
2位 冨田 遼弥(8番左左=鳴門) 0.86
3位 山中 麟翔(5番左左=クラーク記念国際)1.00
3位 佐山 未來(9番右右=聖光学院) 1.00
5位 成田 陸(4番右右=國學院久我山) 1.03
6位 榎谷 礼央(9番右右=山梨学院) 1.05
7位 大野 稼頭央(2番左左=鹿児島大島)1.21
8位 香西 一希(8番左左=九州国際大付)1.41
9位 森 健人(6番右右=東洋大姫路) 1.44
10位 森下 瑠大(5番左左=京都国際) 1.48
(△は2年)