試合レポート

九州国際大付vs明豊

2021.11.09

代打・小田原、グランドスラムで決着・九州国際大付

 九州国際大付明豊。優勝候補同士がぶつかる注目の好カードだったが、予想を覆す一方的な展開になった。

 初回に3番・大島諄士(2年)の犠牲フライで先制すると、3回裏にビッグイニングを作る。二死二塁で3番・大島のライト前タイムリーで2点目を挙げると、2つの四死球を挟んで単打のみ6安打を集中。打者12人で大量7得点のビッグイニングを作って一気に主導権を手繰り寄せた。4回裏は注目の1年生4番・佐倉侠史朗が右中間スタンドに特大ソロを放った。

 試合は完全に九州国際大付のペースに。5回裏は一死から3連続四球で満塁とし、代打・小田原義(2年)がレフトスタンドにグランドスラムを放ち、1時間26分のスピードゲームでコールド勝ちを決めた。

(取材=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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