News

九鬼隆平(秀岳館出身)に続いて鈴木将平(静岡高出身)もプロ初HRを記録!2016年のU18日本代表の活躍

2020.07.12

九鬼隆平(秀岳館出身)に続いて鈴木将平(静岡高出身)もプロ初HRを記録!2016年のU18日本代表の活躍 | 高校野球ドットコム
2016年のU18日本代表で共に戦った鈴木将平(左)と九鬼隆平(右)

 11日、西武4年目の鈴木将平静岡高出身)は千葉ロッテ戦に1番・中堅手として先発出場。3回の第2打席にロッテ先発の種市 篤暉からプロ初本塁打を記録した。4試合連続で1番に座る鈴木は、全ての試合で安打をマーク。秋山翔吾が抜けた”山賊打線”のリードオフマン定着に向けアピールに成功した。

 7月5日には、ソフトバンクの九鬼隆平秀岳館出身)がプロ初スタメンで初本塁打を記録。彼らは同じく4年目で2016年のU18日本代表メンバーとして共に戦った。

 鈴木は静岡高時代、1年夏から3度甲子園を経験。甲子園では通算5試合に出場し、18打数6安打、3打点を記録。U18では3番・中堅手として全6試合に出場し、21打数8安打1本塁打、4打点の活躍でベストナインに選出された。

 九鬼隆平は3年春夏の2度甲子園を経験。1学年下の田浦文丸(現ソフトバンク)、川端 健斗(現立教大)らと共に、春夏共に全国4強入りを果たした。U18では4番を務め、優勝に貢献。最優秀守備賞の個人タイトルも獲得した。

 そして同じく高卒でプロの世界に足を踏み入れた2人。同じく2016年のU18日本代表メンバーからは、10名がプロ入りを果たし、8名が大学4年の年となる。今年のドラフトでも大学ナンバーワン左腕の呼び声が高い早川 隆久や大学で投手復帰を果たした入江 大生などの選手の指名が期待される。2016年U18メンバーは誰が筆頭の活躍を見せるのか楽しみだ。

【2016年のU18日本代表メンバーと進路】
投手 寺島 成輝履正社-東京ヤクルト)2016年1位
投手 藤嶋 健人東邦-中日)2016年5位
投手 堀 瑞輝広島新庄-北海道日本ハム)2016年1位
投手 早川 隆久木更津総合-早稲田大)
投手 藤平 尚真横浜-東北楽天)2016年1位
投手 高橋 昂也花咲徳栄-広島東洋)2016年2位
投手 今井 達也作新学院-埼玉西武)2016年1位
投手 島 孝明東海大望洋-千葉ロッテ-國學院大)2016年3位
捕手 九鬼 隆平秀岳館-福岡ソフトバンク)2016年3位
捕手 渡辺 雄太いなべ総合-法政大)
内野手 小池 航貴木更津総合-帝京平成大)
内野手 伊藤 優平八戸学院光星-八戸学院大)
内野手 入江 大生作新学院-明治大)
内野手 佐藤 勇基中京大中京-法政大)
内野手 松尾 大河秀岳館-横浜DeNA-琉球ブルーオーシャンズ)2016年3位
内野手 林中 勇輝敦賀気比-立教大)
外野手 納 大地智辯学園-東洋大)
外野手 鈴木 将平静岡-埼玉西武)2016年4位

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.21

いまも3人が現役で奮闘中! 200勝達成したダルビッシュの同期生

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?