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内田靖人(東北楽天)が在籍!2013年夏8強の常総学院ナインのその後は?

2020.04.20

内田靖人(東北楽天)が在籍!2013年夏8強の常総学院ナインのその後は? | 高校野球ドットコム
飯田晴海と内田靖人

 今春の選抜大会が開催中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、これまで甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。

 2013年夏、2年生エース・高橋光成(埼玉西武)擁した前橋育英が初優勝を飾った第95回大会。その前橋育英と準々決勝で善戦を繰り広げたのが茨城の伝統校・常総学院だった。試合は常総学院が2点リードで迎えた9回裏、前橋育英の板垣、高橋の2本の長打で同点に追いつき、10回裏に土谷の中前安打でサヨナラと、土壇場での逆転劇だった。

 常総学院エース・飯田晴海は1、2、3回戦全て完投し好調を維持。この試合も8回まで、被安打6無失点と好投した。しかし、9回途中に緊急降板しチームも敗戦。それでも、右バッターのインコースをつくツーシームを武器に奪三振の山を築いた飯田の投球は印象に残るものだった。

 そんな2013年の常総学院ナインの第95回大会準々決勝、前橋育英戦でスターティングメンバーとして出場した選手の現在地についてみていきたい。

【準々決勝・前橋育英戦オーダー】2対3x ●
1(中)高島 翔太 3年
2(捕)吉成 祐輔 3年
3(二)進藤 逸 2年
4(三)内田 靖人 3年
5(一)石井 大貴 1年
6(遊)吉澤 岳志 3年
7(左)池沢 恒平 2年
8(投)飯田 晴海 3年
9(右)眼龍 達矢 2年

1(中)高島 翔太 3年
青山学院大

2(捕)吉成 祐輔 3年
東洋大

3(二)進藤 逸 2年
國學院大-NTT東日本(会社員)

4(三)内田 靖人 3年
東北楽天(2014年ドラフト2位)

5(一)石井 大貴 1年
日本大

6(遊)吉澤 岳志 3年
青山学院大-JR東日本

7(左)池沢 恒平 2年
国士舘大

8(投)飯田 晴海 3年
東洋大-日本製鉄鹿島

9(右)眼龍 達矢 2年
中央大(準硬式)

 この中でプロ入りを果たしたのは、4番の内田 靖人 。高校通算37本塁打を放った内田はU18日本代表にも選出された。主に4番DHとしてU18世界野球選手権では35打数11安打5打点と活躍し、日本の準優勝に貢献した。

 6番・遊撃の吉澤 岳志、8番・投手の飯田 晴海 はそれぞれ大学卒業後、社会人で硬式野球を継続。主将の吉澤は進学した青山学院大でも主将を務めた。

 春夏通算25回の出場を誇る茨城の伝統校・常総学院。昨秋は茨城大会を優勝し、関東大会出場を果たしている。近年の最高成績は2013年夏と同じく2016年夏のベスト8。2003年夏以来の全国制覇を期待したい。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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