やはり怪物…!奥川恭伸(星稜出身)が初ブルペンで剛速球を投げ込む!
奥川恭伸(星稜)
ついに東京ヤクルト1位の奥川恭伸(星稜出身)が初ブルペン入りした。
球数は22球だったが、伸びのある快速球がブルペン内に響き渡った。
佐々木朗希(千葉ロッテ)がブルペンで剛速球を披露したが、その奥川の投球は佐々木に負けないものがあった。小山田貴雄ブルペン捕手に向かって一直線に伸びていく剛速球は佐々木同様、怪物という表現がぴったりだ。
また奥川はプロ入り後に投球フォームの変化がみられる。高校時代は左足を上げた後、そのままおろして体重移動に入ったが、プロではいったん上げた後、なかなかおろさない二段フォームに変化。また軸足もしっかりと体重が乗るようになり、よりフォーム技術は良くなっている。
1月に肘の軽い炎症でスローペース調整だったが、やはり肩、ひじなどの状態が万全ならば、とてつもないボールを投げるということを証明してくれた。
奥川はこれまでの全国大会、世界大会のピッチングを見れば要所で、精度の高いボールを投げ込める実戦力の高さがある。
奥川もどの試合で実戦デビューするのか、楽しみでならない。
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