赤塚健利と藤田健斗の中京学院大中京バッテリーがプロ志望を表明!
赤塚健利と藤田健斗(中京学院大中京)
この夏、創部初の甲子園ベスト4入りを果たした中京学院大中京。その原動力となった強肩巧打の捕手・藤田健斗、148キロ右腕・赤塚健利の2人がプロ志望届を提出した。
「プロにいくために、中京にいきました」と語る藤田は橋本監督の下でインサイドワーク、キャッチング、スローイングを学び、首脳陣、投手陣が全幅の信頼を置く捕手へ成長。甲子園では調子が良くなかったと振り返るが、それでもつなぎの打撃を心掛け、甲子園では打率.467と高打率を残した。今では木製バットの練習を続ける藤田。
「芯で捉えるのが難しいですが、芯で捉えれば金属以上に飛んでいきます。プロでは打てる捕手になりたいです」と高校通算23本塁打の長打力を磨きにかける。
一方、赤塚も投球フォームで試行錯誤を重ねながら、甲子園で最速148キロをマークし、東海大相模打線を抑えるなど、評価を挙げた大会となった。プロ志望届を提出したきっかけとして、「甲子園のピッチングで、自信がついたのもありますし、勝負したい気持ちとなった」と女房役の藤田とともに志望届けを提出した。
甲子園が終わってからも国体へ向けて調整を続ける赤塚。この日も強めのキャッチボールを行い、甲子園の剛球を思い出させるようなストレートを投げ込んだ。
果たして2人に吉報は届くのか。
(記事=河嶋 宗一)