夏8連覇中の作新学院に2季連続優勝の佐野日大!2校をとめるチームは現れるのか?
7月12日から開幕する第101回栃木大会の組み合わせ抽選会は6月26日に行われた。注目は9連覇を目指す栃木の名門・作新学院。シード校として右上に入り、2回戦からの登場だが、その相手は白鴎大足利と黒羽の勝者という厳しいスタートとなりそう。
その山を乗り越えると準々決勝で2季連続優勝中の佐野日大と激突することが予想される。9連覇への道は一筋縄ではいかないようだ。
一方のトーナメント左側には、今春の県大会で準優勝の栃木工が足利と宇都宮工の勝者、文星芸大付は宇都宮清陵と小山北桜の勝者と2回戦を戦うこととなった
そこで今回は注目校や、併せて過去のデータを紹介していきたい。
■大会日程はこちらから
第101回 全国高等学校野球選手権 栃木大会
チーム力で秋春2季優勝を果たした佐野日大
復活が楽しみな松倉亮太(佐野日大)
まずはじめに昨秋、今春のベスト8を振り返っていこう。
優勝候補筆頭はやはり、秋春と2季連続優勝を果たしている佐野日大であろう。佐野日大は昨秋のエースだった松倉 亮太がケガで不在の中、松倉の穴を埋めたのが松本 翔大。チーム全体も昨秋よりも底上げを果たし、圧巻の成績で春の優勝を決めた。
【秋】 優勝 佐野日大 準優勝 作新学院
ベスト4 宇都宮工、文星芸大附
【春】優勝 佐野日大 準優勝 栃木工
ベスト4 文星芸大附 國學院栃木
ベスト8 作新学院、青藍泰斗、今市工、矢板中央
夏8連覇中の作新学院に追いかける國學院栃木、文星芸大附、佐野日大
作新学院エース・林勇成
■春の大会を振り返る
次に過去5年の栃木大会の優勝校、準優勝校を振り返っていこう。
2018年 優勝 作新学院 準優勝 白鷗大足利
2017年 優勝 作新学院 準優勝 國學院栃木
2016年 優勝 作新学院 準優勝 國學院栃木
2015年 優勝 作新学院 準優勝 國學院栃木
2014年 優勝 作新学院 準優勝 佐野日大
この8年間、栃木県の夏の選手権大会は作新学院が連続で優勝し続けている。佐野日大は作新学院の9連覇を阻止することが出来るのか。また、甲子園出場経験もあるで文星芸大附、國學院栃木、白鷗大足利がどこまで2強を追い込むのか非常に楽しみなところである。
文=編集部