Column

福岡県は実力校多数!どこが勝ち抜けるか?!

2019.06.22

 7月6日に開幕する、第101回全国高等学校野球選手権福岡大会の抽選が6月21日に行われ、組み合わせが決定した。

福岡県は実力校多数!どこが勝ち抜けるか?! | 高校野球ドットコム組み合わせ・日程はこちら

第101回 全国高等学校野球選手権 福岡大会

 春の県大会優勝の西日本短大附玄洋と対戦。春準優勝の真颯館は、3回戦から登場。選抜出場の筑陽学園福岡工と対戦。春3位の福岡大大濠九産大九産と対戦する。好カードの対戦となった。また福岡工大城東筑前と対戦する。九州国際大付古賀竟成館と対戦。昨夏念願の甲子園初出場を果たした折尾愛真と対戦。強豪校が数多くあり、数校で甲子園を激しく競い合っている地区や福島の聖光学院のように毎年同じ代表校になる地区もある中で、福岡は毎年どこが勝ち上がってもおかしくない構図になっている。今回は秋季大会と春季大会、の結果を振り返っていく

実力校多数!どこが勝ち抜ける?!

福岡県は実力校多数!どこが勝ち抜けるか?! | 高校野球ドットコム
江崎 陸(西日本短大附) 星子海勢(福岡大大濠)

 ここで注目したいのは、秋に優勝した筑陽学園や準優勝九州国際大付だけでなく春優勝の西日本短大附や今年のチームでコンスタントに結果を残す真颯館など実力校位が多いということだ。それでは早速、春のベスト8、秋のベスト8を振り返ろう。

【秋季大会】
優勝 筑陽学園 準優勝 九州国際大付
ベスト4 真颯館小倉工
ベスト8 九産大九産西日本短大附福岡工大城東飯塚

【春季大会】
優勝 西日本短大附 準優勝 真颯館
ベスト4 福岡大大濠 博多工
ベスト8 福岡工大城東飯塚九州国際大付小倉工

 次に過去5年の福岡大会の優勝校、準優勝校を振り返っていこう。

2018年
北福岡 優勝 折尾愛真 準優勝 飯塚
南福岡 優勝 沖学園 準優勝 九産大九州
2017年 優勝 東筑 準優勝 福岡大大濠
2016年 優勝 九州国際大付 準優勝 福岡工大城東
2015年 優勝 九州国際大付 準優勝 東海大五
2014年 優勝 九州国際大付 準優勝 北筑

 過去の5年間で九州国際大付が3度優勝と圧倒的実力を誇っていた。だが、ここ2年の結果を見ると去年の折尾愛真沖学園の初出場、東筑の夏春連続出場と実力校が拮抗している状況と言える。今年は秋に優勝し、選抜でもベスト8に進出した筑陽学園が各校にとって怖い存在と言える。また秋ベスト4で春に準優勝と力をつけてきている真颯館も優勝争いに参入してくるに違いない。この他にも福岡大大濠福岡工大城東飯塚西日本短大附など実力校が多い。実力も拮抗しているように思える。この中でどの高校の夏が一番長くなるのか、今年の福岡から目を離すことができない。

文=編集部

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.03

【滋賀】近江、滋賀学園などが夏のシード権をかけた準々決勝へ!<春季県大会>

2024.05.03

【埼玉】春日部共栄の「反撃」なるか、5年ぶりの関東切符狙う<春季県大会>

2024.05.03

【春季埼玉県大会】山村学園の打線が爆発!エース西川も好投!立教新座を一蹴し準決勝進出!

2024.05.03

目指すは世界一!代表候補の座を射止めた6人の逸材たち

2024.05.03

【春季埼玉県大会】花咲徳栄、投手陣の底上げに成功!中学時代から注目された左腕コンビの活躍でベスト4へ

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【滋賀】滋賀学園、彦根総合が初戦を突破<春季県大会>

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.28

【長野】上田西、東海大諏訪、東京都市大塩尻が初戦突破<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>