福岡県は実力校多数!どこが勝ち抜けるか?!
7月6日に開幕する、第101回全国高等学校野球選手権福岡大会の抽選が6月21日に行われ、組み合わせが決定した。
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第101回 全国高等学校野球選手権 福岡大会
春の県大会優勝の西日本短大附は玄洋と対戦。春準優勝の真颯館は、3回戦から登場。選抜出場の筑陽学園は福岡工と対戦。春3位の福岡大大濠は九産大九産と対戦する。好カードの対戦となった。また福岡工大城東は筑前と対戦する。九州国際大付は古賀竟成館と対戦。昨夏念願の甲子園初出場を果たした折尾愛真と対戦。強豪校が数多くあり、数校で甲子園を激しく競い合っている地区や福島の聖光学院のように毎年同じ代表校になる地区もある中で、福岡は毎年どこが勝ち上がってもおかしくない構図になっている。今回は秋季大会と春季大会、の結果を振り返っていく
実力校多数!どこが勝ち抜ける?!

江崎 陸(西日本短大附) 星子海勢(福岡大大濠)
ここで注目したいのは、秋に優勝した筑陽学園や準優勝九州国際大付だけでなく春優勝の西日本短大附や今年のチームでコンスタントに結果を残す真颯館など実力校位が多いということだ。それでは早速、春のベスト8、秋のベスト8を振り返ろう。
【秋季大会】
優勝 筑陽学園 準優勝 九州国際大付
ベスト4 真颯館、小倉工
ベスト8 九産大九産、西日本短大附、福岡工大城東、飯塚
【春季大会】
優勝 西日本短大附 準優勝 真颯館
ベスト4 福岡大大濠 博多工
ベスト8 福岡工大城東、飯塚、九州国際大付、小倉工
次に過去5年の福岡大会の優勝校、準優勝校を振り返っていこう。
2018年
北福岡 優勝 折尾愛真 準優勝 飯塚
南福岡 優勝 沖学園 準優勝 九産大九州
2017年 優勝 東筑 準優勝 福岡大大濠
2016年 優勝 九州国際大付 準優勝 福岡工大城東
2015年 優勝 九州国際大付 準優勝 東海大五
2014年 優勝 九州国際大付 準優勝 北筑
過去の5年間で九州国際大付が3度優勝と圧倒的実力を誇っていた。だが、ここ2年の結果を見ると去年の折尾愛真、沖学園の初出場、東筑の夏春連続出場と実力校が拮抗している状況と言える。今年は秋に優勝し、選抜でもベスト8に進出した筑陽学園が各校にとって怖い存在と言える。また秋ベスト4で春に準優勝と力をつけてきている真颯館も優勝争いに参入してくるに違いない。この他にも福岡大大濠、福岡工大城東、飯塚、西日本短大附など実力校が多い。実力も拮抗しているように思える。この中でどの高校の夏が一番長くなるのか、今年の福岡から目を離すことができない。
文=編集部