Column

星林高等学校(和歌山)

2018.03.01


ボール回し中の星林の選手たち

エース・駿河と4番・糸山が投打の柱

■侍ジャパンの監督も務めた小久保 裕紀氏の母校
 和歌山県和歌山市にある和歌山県立星林高等学校は、1948年に創立。校名は万葉集に収められている柿本人麻呂の歌「天の海に雲の波立ち月の船 星の林に漕ぎ隠る見ゆ」から名付けられた。現在は普通科のほか、国際感覚を備えた人材を育成する目的で国際交流科が設置されている。野球部はこれまで春2回、夏2回、甲子園に出場。68年夏と90年夏は全国16強の成績を残した。OBには、侍ジャパン日本代表の前監督でもある小久保 裕紀氏(元福岡ソフトバンクホークスほか)らがいる。

■星林野球部の紹介

 野球部は2年生15名、1年生4名の計19名。グラウンドは他部活と共用のため「平日で全面を使えるのは18時30分以降」と、佐藤 駿主将は話すが、狭いスペースでも工夫をしながら練習を行っている。

■新チームを引っ張ってきた選手は?
 駿河 拓己選手はエースとしてチームを牽引。4番打者の糸山 柊太選手は長打力が魅力で秋季大会では2打席連続ホームランを放った。また、近藤 健太選手はリードオフマンとして5割近い打率を残し、濱端 廉選手は投打の二刀流で活躍した。また、今夏に向けて、佐藤主将は「糸山選手には打撃でチームを引っ張り、大事な場面で打ってもらいたい。駿河投手は9回を一人で投げきる力があるので、エースの自覚を持ってピンチでも動揺せずしっかり投げてもらいたい」と、期待をかけている。

■この冬の意気込み!
 「テーマはフィジカル強化」と、話す佐藤主将。「体幹、ウエイトトレーニングで体を鍛え、春や夏の大会で戦えるスタミナを付けていきたい」と抱負を語っている。

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キャプテンとして誰よりも練習し、試合で活躍します!


誰よりも練習し活躍を誓った佐藤 駿主将

 

 ここからは、星林高校野球部の佐藤 駿主将にお話を伺いました!

Q.秋の大会や練習試合が終わって見つけた課題を教えてください。

佐藤:守備力と機動力が課題です。

Q.このオフシーズンの目標、強化したいことを教えてください

佐藤:フィジカル強化と技術の向上。そして、主将としてチームをまとめる力を身に付けたいです。

Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください。

佐藤:全力プレー、全力疾走、バッティングです。

Q.チームの好きなところや、他のチームに負けていないところはどこですか?

佐藤:仲が良くて、オンとオフのメリハリをきっちりとつけられるところ。そして、試合での団結力は負けていません。

Q. このオフシーズン、「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!

佐藤:チームのキャプテンとして誰よりも練習し、試合で活躍できるように頑張ります!

佐藤選手、ありがとうございました!

[page_break:得点力をアップして打ち勝つ野球を!
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得点力をアップして打ち勝つ野球を!


星林高校野球部 岩尾 元監督

 ここからは岩尾 元監督にお話を伺いました!

Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなテーマを持ってチームを作り上げてきましたでしょうか。

 攻撃を重視し、得点力をアップして打ち勝つ野球をテーマにしてきました。

Q. 昨秋の大会を振り返り、冬の強化ポイントを教えてください。

 さらなる得点力のアップにつながる基礎体力の向上です。

Q. 厳しい冬の練習に挑んでいる選手たちにメッセージをお願いします!

 とにかく耐えること。そうすれば春に芽が出て、夏に花が咲く!

岩尾監督、そして星林高校野球部の皆様ありがとうございました!


今年も大好評!
【冬が僕らを強くする 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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