Column

沼田高等学校(群馬)

2018.02.20


沼田高校 本多 駿亮主将

秋季大会はシード校として登場し、県16強

■120年の歴史を誇る公立の男子校
 群馬県沼田市にある群馬県立沼田高等学校は、1897年に群馬県尋常中学校利根分校として開校。その後、幾度かの校名変更を経て、1948年に現校名となった。現在、全日制は男子のみで普通科が設置され、数理科学コースも用意されている。部活動ではスキー部、卓球部、フェンシング部、山岳部、相撲部が関東大会に出場。野球部は昨秋、地区リーグを勝ち上がり、秋季大会のシード権を獲得。群馬大会ではベスト16まで進出した。

■新チームを引っ張ってきた選手は?
 平井 哲矢選手は秋季大会でホームランを打つ活躍。萩原 魁星選手は2回戦の渋川青翠戦でサヨナラタイムリー。林 広大選手と本多 駿亮選手は3回戦の藤岡中央戦で2者連続ツーベースヒットを放って得点を奪った。また、鈴木 新大投手は持ち味のコントロールを武器に3試合で先発のマウンドに上がった。今春からは谷ヶ崎 吏久選手もキーマンになりそうだ。

■この冬の意気込み!
 「どれだけ練習しても不安になったり嫌になったりすることがあると思うが、春、そして夏の大会で活躍している自分たちの姿を想像して頑張りたい」と、話す本多主将。また、1年生に対しては「この冬で沼田高校のオフシーズンがどんなものなのかを知り、いち早く先輩に追いつき、追い越せるように頑張ってほしい」と、エールを送っている。

このページのトップへ

[page_break:リラックスして試合に臨めるほどチームの雰囲気は良い]

リラックスして試合に臨めるほどチームの雰囲気は良い


沼田高校 平井 哲也選手

 ここからは、鈴木 新大選手と平井 哲矢選手のお二人にお話を伺いました!

Q.秋の大会や練習試合が終わって見つけた課題を教えてください。

鈴木:昨秋は緩い変化球や甘い球を打たれることがあったので、コースは厳しく、変化球はキレのあるボールを投げなければいけないと感じました。
平井:本格派投手に力負けしたことと、変化球への対応力。そして、守備範囲を広げることが課題です。

Q.このオフシーズンの目標、強化したいことを教えてください

鈴木:スピードアップと変化球のキレを良くしたいので、そのために下半身を強化していきたいです。
平井:ウエイトトレーニングで体を大きくし筋肉をつけたい。そして、バッティングではスイングスピードの向上。守備では送球を安定させたいです。

Q. 応援する方々へアピールしたいセールスポイントは?

鈴木:抜群のコントロールです。
平井:抜群の守備力!

Q.チームの好きなところや、他のチームに負けていないところはどこですか?

鈴木:守備からリズムを作り、攻撃にその流れを持っていけるところは負けません。
平井:リラックスして試合に臨めるチームの雰囲気と打線のつながりです。

Q. このオフシーズン、「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!

鈴木:チームを甲子園へ導けるような投手になります!
平井:甲子園で活躍できる選手になります!

鈴木選手、平井選手、ありがとうございました!

[page_break:限界を決めず、最大限の努力をして高校野球を極めよう!]

限界を決めず、最大限の努力をして高校野球を極めよう!


沼田高校 鈴木 新大選手

 ここからは濱田 豪監督にお話を伺いました!

Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされて来たのでしょうか?

 「凡事徹底」を目標に、個人の目標も毎月具体的に表明して本気で取り組んでいます。

Q. 昨秋の大会を振り返り、冬の強化ポイントを教えてください。

 昨秋は「打倒 強豪私立」を目標にしていましたが、公立高校の好投手を打ち崩すことができず、投手、守備の力も及ばなかったため3回戦で敗れました。そこで、この冬は投手力、守備力でゲームメイクできるようになり、最後は打力で勝利できるチームを目指して練習に励んでいます。

Q. 最後に、これから厳しい冬のトレーニングに挑む選手たちへメッセージをお願いします。

最大限の努力!
限界を決めない!
そして、高校野球を極める!

濱田監督、そして沼田高校野球部の皆様ありがとうございました!


今年も大好評!
【冬が僕らを強くする 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

このページのトップへ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.16

涙の甲子園デビューから大きくレベルアップ!前橋商の192センチの剛腕・清水大暉は、高速スプリットで群馬県大会19回1失点、22奪三振の快投!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

U-18代表候補・西尾海純(長崎日大)、甲子園で活躍する幼馴染にむき出しのライバル心「髙尾響には負けたくない」

2024.05.16

【秋田】秋田修英と秋田工が8強入り、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?