Column

球児のオススメの増量法とは??【出動!球児に聞き隊!】

2018.02.14

 毎週水曜日配信の球児に聞き隊!今回は体重アップのための工夫や秘策がテーマ!
冬の時期は、体作りのために増量を試みている方も多いと思います。球児たちが実践している増量の秘策とは何なのか、紹介していきます!

球児が実践している増量法とは?

・平日は休み時間や練習前に間食を入れ、一日5~6食にする【都留興譲館(山梨)・1年生・外野手】
・ウエートをオフの日や練習後にチームメイトでやります。【沼田(群馬県)・2年生・外野手】
・10分休みにおにぎりを食べる。練習中にも補食の時間を入れます。【都立新宿(東京都)】
・筋肉量を増やすために部活後にタイヤ押しや1時間10分かけて自宅から自転車通学しています。【浜名(静岡県)・2年生・外野手】
・食事の回数を増やしています。【明秀日立(茨城県)・2年生】
・補食を使う 授業の合間におにぎりを食べます。【東福岡(福岡県)・1年生】

といった結果でした!

 補食を取ったり授業の合間におにぎりを食べるなど、食事の量を増やす回答が多く見られました。そんな中、筋肉量を増やす為にトレーニングに励んだり、毎日1時間以上をかけて自転車で通学するという回答も見られ、増量に高い意欲を燃やす球児の努力も調査から見えてきました。

 ちなみに増量の成果も調査したところ、「補食を始めて2.3か月で3~4㎏ほど増えました」という回答や「ウエイトをオフの日や練習後にやるようになり入学時から10キロ以上増えました」という回答も見られるなど、しっかりと成果を出せたという回答が目立ちました。
中でも「平日は休み時間や練習前に間食を入れ、一日5~6食にしています」と回答した都留興譲館の選手は、夏から6キロの増量に成功したとのことで、短期間で大きな成果が出たようです。

なぜその増量法をやってみようと思ったのでしょうか?

・一回の食事の量を増やすのは大変なことだけど、間食を入れることでお腹が空いた時に食べられたり、一日のトータルで食べる量を簡単に増やすことができるからです。【都留興譲館(山梨)・2年生・外野手】
・体重が少なく打球が飛ばないから、筋力をつけることで全てのプレーの質が向上すると思いました。【沼田(群馬県)・2年生・外野手】
・秋にケガをして何もできない時に、「何ができるか」「調子を早く取り戻すために何をすべきか」と考えました。そこで筋力を増やせばケガする前の自分より打球の飛距離や肩が強くなると思い始めました。【浜中(静岡県)・2年生・外野手】
・お腹が空いた状態でプレーしていたら筋力が削られるので、合間を見て食べることで増量できるじゃないかなと思ってしてみました。【明秀日立(茨城県)・2年生】
・テレビでその情報が入ってきたり、ウエイトのコーチに教わったからです。【明秀日立(茨城県)・2年生】

 ケガやパワー不足を痛感したことがきっかけになっている選手が見られる一方で、ネットなどのメディアの情報を試してみたという意識の高さを感じさせるような回答もあり、グラウンド以外でも常に野球へのアンテナを張っている選手が多いようです。

 今回の調査で、球児それぞれが増量を計ろうと色んな工夫をしていることがわかりました。また、普段の生活の中からも野球の技術、体力向上に繋げていくという意識の高い選手も多いということがわかりました。みなさんも是非、試してはいかがでしょうか。
 今後も、各地の球児を直撃し、考えの傾向やトレンドを紹介していきたいと思います!乞うご期待!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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