Column

みんなの新年の抱負を聞かせて!【出動!球児に聞き隊!】

2018.01.10

 2018年がスタートしました。新春恒例の新年の抱負。前回の「あなたが振り返る今年の漢字」に続き、今回は各地の選手たちに新年の抱負を語っていただきました。

きみの新年の抱負は?

松澤海渡(帝京・投手) 勝てる投手に!
「これまでは公式戦も練習試合も負けた試合は自分が投げていたことが多く、前田(三夫)監督からも『どんなに良い球を投げたとしても、勝たなければ意味がない』と言われてきました。ですから、夏の大会以降、『勝てる投手』をテーマに練習しています。この冬は、最後の夏に向けて大事な時期になりますが、ピンチで三振が取れるようにストレートの質を上げていきたいです。そして、チームの中心として『自分が引っ張っていくんだ』という気持ちで、周囲からも信頼される投手になりたいです」
右サイドから常時140キロ前後のストレートを投げ込む松澤海渡投手。実力は東東京トップレベル。今年は大事なところで勝てる投手を目指していきます。

長沼 航(中央学院・内野手)強い気持ちを忘れず!
「気持ちです。関東大会ではエラーをしてしまったのですが、そこで引きずってしまったのが反省点です。だから今年1年はミスがあっても引きずることなく戦っていきたいと思います。」

長沼 航選手は、新チーム直後の練習試合で5割近い打率を残し、1年生ながら3番ファーストのレギュラーを獲得。関東大会決勝戦で3ランを打つ大活躍を見せましたが、長沼選手は打ったことよりもミスしたことが頭に残っているようです。ミスをした後、強い気持ちを持ち続けることは大変です。しかしそれを乗り越えた先には、もっと勝負強い自分を見せることができると長沼選手は語ります。春では成長した姿を見せるつもりです。

薪谷宗樹(乙訓・捕手)感謝の気持ちで戦いたい!
「この冬は秋に負けた悔しさを忘れず練習に取り組んできました。今年はどこにも負けたくない気持ちを持って勝ちにこだわってやっていきたいです。1月には選抜の選考委員会があり、もし自分たちを選んでいただきましたら、これまでいろいろな人に支えてられているので『感謝の気持ち』を持って、精一杯やっていきたいです」
 昨秋、正捕手として近畿大会4強入りに導いた薪谷捕手。初の甲子園出場へ大きく前進しましたが、甲子園出場が決定しても、感謝の気持ちを忘れずに戦っていきます。

 去年経験した反省点が今年の抱負になっています。ぜひその目標を実現できるよう頑張ってほしいです!
 今後も、各地の球児を直撃し、考えの傾向やトレンドを紹介していきたいと思います!乞うご期待!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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