U18を終えて 増田珠(横浜)「諦めず、自分のスタイルを貫けば、必ず報われる 」
大会が終わってもプロ志望という思いは変わりません
今大会は打撃面でだいぶ苦しんできました。試合に出られない間は大きな声を出して盛り上げることしかできないので、前向きな言葉をかけることをずっと続けてきました。
また選手間ミーティングを提案したのは自分ですが、自分からというよりも、主将であるキヨ(清宮 幸太郎)が主導になってやってもらうほうが、チームにとって良かったので、キヨに声をかけて、やってもらいました。日本はまとまりがあってこそのチームなので、最後は本当にまとまりがありましたし、今日が最後なのが本当に寂しいと感じるようなチームでした。
大会が終わってもプロ志望という思いは変わりません。海外のレベルの投手と対戦できて、良い意味で不安になりました。プロはそう簡単に甘くないということ。それを実感することができましたし、プロに入ることとなれば、これ以上の投手と対戦することが当たり前になります。自分は勘違いせずに済みましたし、プロを見据えての練習や体作りに励むことができると思いました。
国際大会の良いところは今回のようにアメリカでドラフトにかかるような凄い投手と対戦できることです。そういう投手と対戦できたのは自分の野球人生にとって財産となりました。
後輩たちに伝えたいこと。それは結果が出なくても諦めないことです。そして自分のスタイルを貫くことですね。こんなに打てない期間は初めてでしたが、自分のスタイルを貫き、諦めずにやってきたことが最後、2安打を打ったことにつながったと思います。2安打打てた時は気持ちよかったですし、みんなも最後まであきらめずにやってほしいと思います。
日本に帰って、藤平 尚真さんに連絡取りたいです!プロ2勝目あげた時は、ちょうどカナダにいるときですが、今の自分を見たら、連絡を取るのが申し訳なかったので。早く藤平さんに会いたいです!
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【動画インタビュー】増田珠(横浜・侍ジャパンU-18代表)