館山総合高等学校(千葉)
栗原行平(館山総合)
一つひとつのプレーを丁寧にし、夏へ!
■館山総合はどんな学校?
千葉県館山市にある千葉県立館山総合高等学校は、館山高校と安房水産高校を統合し2008年に開校。工業科、商業科、海洋科、家政科が設置され、各課程ごとに2〜4つのコース(科目)が用意されている。部活動は海洋科がある高校らしく、カッター部(端艇部)やヨット部、水産生物部などがある。野球部は昨夏、4回戦まで進出。昨秋も地区大会を突破し、千葉大会まで駒を進めた。
■館山総合野球部の紹介
現在、野球部は3年生11名、2年生7名、1年生2名の計20名。高橋 剛主将は「挨拶、返事が良く、言われたことをしっかりとやることができる」と、チームの長所を挙げている。練習は校庭の野球部専用スペースで行っており、校舎が海岸に近いことから砂浜でトレーニングをする「浜練」も行われる。
■現チームに起こった出来事や試合で印象に残っていることは?
高橋主将が挙げた試合は、昨秋の地区大会の九十九里戦。「新チーム結成後、最初の公式戦でしたが、延長12回まで戦って逆転勝ちすることができました」。そして、オフシーズンは3年生の部員11名のうち4名が遠洋航海の実習で抜ける時期もあったが、他の選手は400m、300m、200m、100mを5セット走るきついインターバルトレーニングやロングティーをやって実力を蓄えてきた。
また、「合宿中、夜、寝付けなかったのでいつまでも話をしていたところを見つかってしまい、罰として全員でダッシュさせられた」のも良い思い出だ。
■館山総合を引っ張る選手は?
高橋主将と栗原 行平選手の二遊間コンビは、息の合った連携プレーで数々のピンチを救ってきた。一方、バッティングでは4番の山口 蓮選手がチームを支えている。また、ピッチャーの掛田 雄太選手やパワーがある小澤 雅紘選手は、この夏の活躍が見込まれる楽しみな選手だ。
■今夏への意気込み
最終調整として、声掛けをしながら、一つひとつのプレーを丁寧にやっているという館山総合。創部以来の最高成績となるベスト16超えを目指し「全員が全力を出し切る!」と、高橋主将は言い切っている。
相川亮太(館山総合)
チーム最高のベスト16超えを目指す!
ここからは、掛田 雄太投手(3年)と関 裕行選手(3年)の二人の副主将にお話を伺います!
Q.夏へ向けての課題や強化したいところを教えてください。
掛田:決め球のコントロールです。
関:守備ではゴロへの入り方。打撃では狙い球を逃さないことが課題です。
Q.ここまでを振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください!
掛田:昨夏のマウンドです。
関:今年のチームにとって最初の公式戦だった九十九里戦で、延長12回の末に逆転勝利した時です。
Q.自分のここを見てほしいというところは?
掛田:ランナーを出した時のピッチングです。
関:打席での粘り強さを見てほしいです。
Q.このチームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。
掛田:チームがまとまった時の強さです。
関:元気があるところは負けません。
Q.最後に、この夏の意気込みを教えてください!
掛田:これまでのチーム最高成績であるベスト16を超えます!
関:悔いのないように全力で頑張ります!
掛田選手、関選手、ありがとうございました!
[page_break:念ずれば花開く!]念ずれば花開く!
棚橋 孝監督にお話を伺いました。
Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされてきたのでしょうか?
守り勝つチーム、負けづらいチームを目指してきました。また、人を思いやる心を持つことも大切にしています。
Q. 最後に、夏に燃える3年生や部員たちにメッセージをお願いします!
念ずれば花開く!
チーム一丸となって立ち向かえ!
棚橋 孝監督、そして館山総合高校野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!