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いよいよ今日からWBC開幕!日本のサムライたちの高校時代や野球に対する考えを紹介!

2017.03.06

いよいよ今日からWBC開幕!日本のサムライたちの高校時代や野球に対する考えを紹介! | 高校野球ドットコム

藤浪晋太郎(阪神タイガース)

いよいよ今日からWBC開幕!日本のサムライたちを紹介!

 本日、プールAの韓国vsイスラエルを皮切りに開催される第4回WORLD BASEBALL CLASSIC。日本は明日7日に野球王国のキューバと対戦する。そこで今回は日本のサムライたちを紹介していこう。

【投手】
松井 裕樹(東北楽天)神奈川・桐光学園出身
夏の甲子園では今治西戦で22奪三振を奪い大会記録を樹立した大型左腕として注目された松井は、ドラフト1位で東北楽天に勇断。プロ入り後はストレートの質の向上に取り組んだ。プロ入り通算で63セーブを挙げている。
増井 浩俊(北海道日本ハム) 静岡・静岡出身
名門・静岡出身の増井投手の魅力といえばやはり150キロを超えるストレート。日本ハムでは不動のセットアッパーとして活躍し、昨シーズン途中から先発として7勝をあげた。
宮西 尚生(北海道日本ハム) 兵庫・市立尼崎出身
日本ハムの勝利の方程式の一角を担う宮西投手は入団以来9年連続50試合以上登板という偉業を成し遂げている。その成功の裏にはオフシーズンやシーズン中の過ごし方にこだわりがあった。プロ入り通算523試合に登板し232ホールド。
武田 翔太(福岡ソフトバンク)宮崎・宮崎日大出身
宮崎日大時代は甲子園出場がなかった武田投手。今大会が初の国際大会となる武田投手は高校時代から最速151キロの直球とでドラフト上位候補として名を連ね、現在ではパ・リーグを代表する投手の一人として成長している。プロ入り通算で42勝を挙げ、同世代ではトップランナーとして突っ走っている。
藤浪 晋太郎(阪神)大阪・大阪桐蔭出身
大阪桐蔭時代の2012年に春夏連覇を成し遂げ、鳴り物入りで阪神に入団した藤浪投手。高校時代は知的好奇心が旺盛で上手くなりたいという意欲があったと恩師は語っている。プロ入り4年間で42勝をマーク、さらに昨年は自己最速となる160キロを記録した。
牧田 和久(埼玉西武) 静岡・静清工出身(現・静清
国際経験豊富で、前回大会では日本の守護神を務めた牧田投手。アンダースローで結果を残すためにはコントロールとボールのキレが重要だと語り、今回の大会では世界一に向け重要なキーパーソンになる。プロ入り通算50勝。
則本 昂大(東北楽天) 滋賀・八幡商出身
力強いストレートとスライダーを武器に気迫を前面に押し出す投球スタイルで三年連続奪三振王に輝くなど日本球界でも指折りの好投手の則本選手。高校時代から腕の振りは鋭く、ユニフォームを着ると気迫が前面に押し出されていたと恩師は語っている。プロ入り通算50勝。
石川 歩(千葉ロッテ)富山・富山滑川出身
高校時代は3回戦敗退と表舞台の活躍は少なく、中部大、東京ガスと一歩ずつステップアップを見せて、昨シーズン最優秀防御率のタイトルを獲得した石川投手の武器は鋭く落ちるシンカー。学生時代は日本代表経験がなかったがプロ入り後頭角を現し国際大会初出場となった。プロ入り通算で36勝。
菅野 智之(巨人)神奈川・東海大相模出身
大谷翔平投手が抜けた今、日本のエースとして期待される菅野投手。指先を鍛えるトレーニングで磨いた変化球で強打者を打ち取っていくことに期待がかかる。プロ入り通算44勝。
岡田 俊哉(中日)和歌山・智辯和歌山出身
智弁和歌山高校時代は1年夏から3季連続で甲子園に出場し、ドラフト1位で中日に入団。今大会では左の中継ぎとして期待を寄せられている。
千賀 滉大(福岡ソフトバンク)愛知・蒲郡出身
お化けフォークの異名を持つ落差の大きいフォークで三振の山を築く千賀投手。高校入学当初は三塁手。当時、千賀投手を指導していた金子 博志監督がキャッチボール姿を見て、投手転向を言い渡した。体重も60キロ弱で最速120キロほどだったが、育成でプロ入り。プロ入り後も体幹トレーニングや骨盤のトレーニングを行い一気にブレイク。今では球界屈指の好投手にまで成長した。プロ入り通算16勝。
平野 佳寿(オリックス)京都・京都鳥羽出身
今シーズンでプロ入り11年目を迎えるベテラン平野投手は球界を代表する抑え投手。安定感抜群の投球と経験豊富なマウンドさばきで日本の勝利の方程式の一角として期待がかかる。プロ入り通算127セーブ。
秋吉 亮(東京ヤクルト)東京・都立足立新田出身
秋吉選手は2000年のシドニーオリンピックからプロ選手が解禁されてから都立高出身のプロ野球選手で初めて侍ジャパンメンバーに選出された。2013年のルーキーイヤーから61試合に登板するなど安定感抜群の中継ぎ投手としてWBCでの期待がかかる。プロ入り通算205試合に登板、51ホールド。

【捕手】
小林 誠司(巨人)広島・広島広陵出身
球界でもトップクラスの方の強さを誇る小林選手は広島広陵高校時代に野村 祐輔投手(広島東洋)とともに夏の甲子園で準優勝。その後、日本生命に進みドラフト1位で入団し、今回が侍ジャパン初選出となった。昨シーズンの盗塁阻止率.356。
大野 奨太(北海道日本ハム)岐阜・岐阜総合学園出身
大野選手は学生時代から人間的に優れ、打撃センスも抜けていたと恩師は語った。昨年の日本ハムの日本一の立役者とも言える大野選手の活躍に注目が集まる。プロ入り通算打率は.216。
炭谷 銀仁朗(埼玉西武)京都・平安出身(現・龍谷大平安
国際大会経験が豊富な司令塔・炭谷選手は平安高校出身。高校通算48本の本塁打を放ち高校時代から注目を浴びていた。高い守備力と強肩で侍ジャパンの世界一奪還を目指す。

【内野手】
 中田 翔(北海道日本ハム)大阪・大阪桐蔭出身
大阪桐蔭時代は通算87本塁打を放ち鳴り物入りで日本ハムに入団。その後は4番として日本ハムを日本一に導いてきた。中田選手は自身のバッティングについて変化を恐れず良いなと思ったらフォームも変えると、その適応力の高さを語った。プロ入り通算161本塁打。
松田 宣浩(福岡ソフトバンク)岐阜・岐阜中京出身
中京高校時代は通算60本塁打を放ち、遠くへ飛ばすことを意識していた。しかし大学、プロと進み変化球への対応を余儀なくされ現在の打撃フォームへ。熱い気持ちと力強いバッティングで世界一の頂を目指す。プロ入り通算.275。
菊池 涼介(広島東洋)長野・武蔵工大二(現・東京都市大塩尻
球界随一の守備範囲を誇る菊池選手は守備だけでなく、昨シーズンは181安打を放ち最多安打のタイトルを獲得。攻守ともに日本の柱となることが期待されている。
坂本 勇人(読売ジャイアンツ)青森・光星学院(現・八戸学院光星
光星学院時代は2006年春に甲子園に出場し猛打賞を記録。一躍ドラフト上位候補として名を連ねた。高校時代の恩師は負けず嫌いの性格がプロでの成功につながっていると語った。プロ入り通算打率は.286。
田中 広輔(広島東洋)神奈川・東海大相模出身
東海大相模時代は通算38本塁打を放ち強打の遊撃手として注目を浴びていたが、卒業後は大学、社会人野球を経験。社会人時代は「思いっきりやる」ということを一番に考え練習に励んだ、その結果プロで才能が開花していった。
山田 哲人(東京ヤクルト)大阪・履正社出身
史上初2年連続トリプルスリーを達成した山田選手。恩師曰く、高校時代はもっと貪欲になれたらという思いを山田選手に対して抱いていたという。しかし自らのミスで敗戦した試合から意識が変わり開花。今では日本を代表する二塁手に成長した。プロ入り通算.312。

【外野手】
内川 聖一(福岡ソフトバンク)大分・大分工出身
大分工時代は実父・一寛監督の指導のもと通算43本塁打を放ったスラッガー。ソフトバンクでは4番打者として臨むことが多い内川選手だが、ありのままの自分でいるということを心がけヒットを量産している。3度目となるWBCで2度目の栄冠をつかむことができるか注目されている。プロ通算.310と高い打率を残す内川選手。その高打率の要因には、ボールを長く見ることとバットの入れ方などを工夫している。
秋山 翔吾(埼玉西武)神奈川・横浜創学館出身
2015年シーズンで日本球界トップの216安打を放ち日本の安打製造機として期待がかかる秋山選手。その安打製造機になるまでにはフォームから振り方までこだわりがあった。プロ入り通算.291。
平田 良介(中日)大阪・大阪桐蔭出身
大阪桐蔭時代には夏の甲子園で1試合3本塁打を放つなど世代屈指のスラッガーとして中日に入団。プロ入り後はステップや間の取り方などを変え打撃でチームを引っ張る。また、打撃だけでなく守備面でも球界トップクラスの守備力を誇る。プロ入り通算.264。
鈴木 誠也(広島東洋)東京・二松学舎大附出身
昨シーズン「神ってる」という言葉で一躍ブレイクした鈴木選手。高校時代は常に全力疾走を心がけるように心がけさせていたと恩師は語っている。プロ入り通算.315。
筒香 嘉智(横浜DeNA)神奈川・横浜出身
横浜高校時代は通算68本塁打を放ち、現在は横浜の4番、侍ジャパンの4番を務めるなど日本の中核を担う筒香選手。研ぎ澄まされたそのプロフェッショナリズムは日本の勝利を導く。
青木 宣親(アストロズ)宮崎・日向出身
今大会唯一のメジャーリーガーの青木選手。高校は宮崎県の公立校でずば抜けて能力が高いわけではなかったと恩師は語る。漠然と練習をしていた高校時代を悔いて大学進学後は必死に練習に打ち込んだ。失敗から学び成長していった青木選手が日本を引っ張り世界一を掴むことが期待される。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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