Column

神奈川県立城郷高等学校(神奈川)

2016.06.25


集合写真(神奈川県立城郷高等学校)

笑顔で始まり、笑顔で終わる

 神奈川県立城郷高等学校は、神奈川県横浜市神奈川区に所在する県立高等学校。卒業生には、元ヤクルトスワローズの吉田 幸央選手などが輩出されている。現在野球部は、3年生10人、2年生5人、1年生8人、マネージャー5人の計28人で活動している。放課後の練習は16時から18時まで、グラウンドは陸上部・サッカー部と共用しているため平日は主に内野だけしか練習スペースが確保されていない、また休日は午前もしくは午後に一面とれるといったあまり良い環境と言える状況ではありません。そんな状況の中でも城郷の名物練習は、来た球を面でしっかり打ち返す面打ち。面打ちの練習によって得られる物は、線で打つということ。線で打つことを体に染みこませることでボールを打てるポイントの範囲が広くなり、打つポイントが変わるというものです。バッティングの基礎である面打ちをすることで打球はまっすぐ飛び、試合での勝利につながっていく練習を取り入れています。

 今年の城郷のチームのウリは「打力、元気明るさ、粘り強さ」の3つです。しかし、城郷は「この一年だけで監督が2回も変わり、中々慣れることが出来なかった」と副主将の裏田 光亮選手は不安だったと語ってくれました。そういった状況で迎えたの大会、「収穫は私学の強さを肌で感じれたこと、課題は強いスイングと強い打球に対する対応力がなかったこと」と残念ながら初戦で負けを喫してしまったが、夏に向けえて意欲的な姿勢が見えました。最後に夏について伺うと、「チームスローガンが笑顔だから、笑顔で大会に挑みたい」自信に溢れた笑顔で答えてくれました。

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[page_break:まずは勝つこと!一生忘れない夏にするために]

まずは勝つこと!一生忘れない夏にするために

主将・村上翔悟(神奈川県立城郷高等学校)

 ここからは城郷の主将である村上 翔悟選手と副主将を務める松本 陽介選手にお話を伺いました!

Q. まず、お二人が引退までに対戦したい高校はどこですか?

村上 翔悟(以下「村上」):僕は、桜ケ丘高校です!あちらの主将と知り合いで中学の頃から仲間であり、ライバルであったからです。
松本 陽介(以下「松本」):藤沢工科です。前に監督が在籍していたからです。

副主将・松本陽介(神奈川県立城郷高等学校)

Q.それぞれ色々な思いがありますね。お二人にとっての高校野球の魅力はなんですか?

村上:みんなで熱く、時にはバチバチになるけど自分が出来ると楽しいところですね。
松本:とにかく熱いところです!

Q. 熱くなれる仲間は素晴らしいですね!最後の夏、自分のどこに注目してほしいですか?

村上:チャンスでの一発、最後なので自分のフルスイングに注目してほしいです!
松本:リードオフマンとして役割を果たしているところを注目してください!

Q. 注目させてもらいます!それでは、最後に夏の大会へ向けての意気込みをお願いします。

村上:まずは勝って、ベスト16にまで進んで笑っていたいです。
松本:一生忘れない夏にします!

 村上 翔悟選手、松本 陽介選手ありがとうございました!笑顔の夏にしてください!

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[page_break:29名全員で一つずつ勝利を]

29名全員で一つずつ勝利を

和泉 秀章監督に質問!

Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、夏に向けてはどんなチームを目指しましたか?また、城郷の強みを教えてください!

昨年の夏の大会にスタメンで出場していた選手が4人、中でも主軸の3、4番を務めていた選手なので今年は「打」のチームを作ろうと思いました。夏もしっかりと打ち勝つチームを目指していきたいです。3番を打つ主将の村上 翔悟が、春からの打率が4割を超えており、高校通算本塁打も10本を超えているので、彼がチームの強みと言えると思います。

Q. 攻撃的な野球を期待しています!最後に、夏に燃えるチームへ向けてメッセージをお願いします!

一戦必勝。ベンチ外・マネージャー含めた29名全員で1つずつ勝利を重ねていってほしいです。

 和泉 秀章監督、そして城郷高校野球部の皆様ありがとうございました!夏の活躍を楽しみにしております!


今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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