宮城県仙台第二高等学校(宮城)
宮城県仙台市青葉区、仙台城跡の程近くにある宮城県仙台第二高等学校は、1900年創立の伝統校にして、毎年130名以上の現役生が国立大学に合格する超名門校でもあります。宮城・東北の知を育み、政財界、教育、芸能と、あらゆる分野に人材を輩出してきました。
スポーツ界も例外ではありません。柔道の神様と呼ばれた三船 久蔵氏。元日本代表のJリーガーで指導者、そして研究者として博士号も取得しており、早稲田大学で助教授も務めていた加藤 久さん。かつて都立高校の教員、野球部監督で「全員野球」という言葉の生みの親、佐藤 道輔氏も仙台二の卒業生です。また、北海道日本ハムファイターズ、横浜DeNAベイスターズ、福岡ソフトバンクホークスで活躍した江尻 慎太郎さんも卒業生です。
野球部は夏の甲子園には戦前戦後合わせて過去3度、国体にも3度出場しています。最近では2008年の夏、県大会で準決勝まで勝ち進みました。
近年、春・秋の大会では東北、仙台育英などが所属する、県内でも激戦区の中部地区予選の壁をなかなか突破できずにいますが、部員たちは真摯に、そしてイキイキと野球と向き合っています。
そんな仙台二野球部を、主将の佐藤 大剛君に紹介していただきましょう!
チーム基本情報を紹介!
■ 仙台二高校の佐藤 大剛君(学年:3年/役職:主将)にお話を伺いました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が12人、2年生が8人、3年生が17人の合計37人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時から19時までです!
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
サッカー部と共同でグラウンドを使っています!
今年のチームについて
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「チームワーク」「考えた野球」「守備」この3つです!
Q. 「考えた野球」とは?
新チームになった秋から比べると、徐々に勝つための戦略を練られるようになってきました!
Q. 戦略に沿ってプレーしているのですね。夏へ向けて、現在どんなことを課題においていますか?
これから夏に向けて、チームのベクトルを一方向にすることを課題としています。
Q. 力がひとつの方向を向くと、より大きな力を発揮できますね。冬の練習はどのように工夫をしてきましたか?
ウエイトトレーニングなどの体作りに専念しました。それと、この冬はとにかくバットを振り込みました!
Q. 冬を越えて臨んだ春季大会。振り返って課題や収穫はありましたか?
ヒット数が少なく、バッティングが課題だと感じました。冬の成果を発揮できなかったので、夏に向けてさらにここを強化したいです!
Q. その夏に向けて、どんな戦いをしていきたいですか?
1点を大事にして、攻守ともに攻めの野球をしていきたいと思います!絶対に甲子園に行くという強い意志を持って練習していきます!
Q. ありがとうございます!では、このチームのキーマンを教えてください!
野村 優太です。いつもニヤニヤしている選手で…
Q. え?!野村選手は大丈夫ですか?(笑)
そんな感じなんですけど、天才的な走攻守を見せてくれるんです!
それを聞いて安心しました。色々な意味で相手にとっては怖い選手ですね(笑)。ありがとうございました!
[page_break:好きな応援歌は仙台二伝統の「雨か嵐か」]Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
針生 輝希(以下「針生」):全力でプレーするところです!
工藤 友郎(以下「工藤」):勝ったとき嬉しいし、その気分が味わえるのが良いですね。
Q. 一番好きな練習は何ですか?
針生:フリーバッティングですね!
工藤:自分はノックが好きです。
Q. では、キツいと感じる練習は何ですか?
針生:体幹トレーニングは地味にきついです。
工藤:ポール間ダッシュですね。
Q. どちらも地力をジワジワと底上げしてくれそうです…!では、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
針生:仙台育英です。宮城県で一番強い高校だと思います。全国レベルのチームとやってみたいですね!
工藤:自分も同じです。宮城で一番強い高校と試合をして、勝ちたい!
Q. 同地区にいる手ごわいライバルですね!さて、一番好きな応援歌は何ですか?
針生:「雨か嵐か」が好きです!
工藤:あれ、カッコいいよね。自分も好きです!
Q. 野球部だけでなく、仙台二高校のみなさんにとって、大切な歌ですものね!それでは最後に、野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください!
針生:「向上心」!
工藤:「感謝」
ありがとうございました!夏に向けて、さらに熱く!楽しんでくださいね!