有明高等学校(熊本)
熊本県荒尾市にある、熊本有明高等学校。その名の通り、有明湾から徒歩30分ほどのところに位置しています。
看護学科に普通科、福祉科、生産工業科、電機情報科と、学べるジャンルは多岐に渡り、地域に根ざし社会貢献できる人材の育成に取り組んでいます。
部活道も盛んで、体操競技部は今年もインターハイに出場予定。陸上部も県の総体や駅伝で優勝するなど、レベルの高い活動を続けています。
野球部も負けてはいません。毎年混戦が続く熊本でコンスタントに成績を収め続け、今年の春季大会は甲子園の常連・済々黌を2回戦で破りベスト8入り。先日行われた夏への前哨戦、NHK旗大会ではベスト4入りを果たしました。
少しでも長い夏にするために、日ごろの練習からしっかりと自分を追い込んでいるという熊本有明野球部を主将の佐田 稜弥君に紹介していただきましょう!
チーム基本情報を紹介!
■ 有明高校の佐田 稜弥君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が11人、2年生が15人、3年生が13人の合計39人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時から21時までです!
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
校舎内に野球部専用グラウンドがあります!
5時間野球部だけで、じっくりと練習できるのですね!
今年のチームについて
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「波に乗った時の勢い」「切れ目のない打線」そして、「常に全力プレー」!
Q. 元気が良いですね!夏へ向けてどんなことを課題においていますか?
夏は暑い中で試合があるので、それを乗り越えられるような体力トレーニングをしています。
そして、野球のプレーではないのですが、1人1人がごみを拾ったり大きな声で挨拶できるようになってきました。それが結果的に野球の結果に結びついていると思います。
Q. 日常の小さな気付きがプレーにも結び付くんですね。春季大会を振り返って、チームはどのように戦ってきましたか?
春季大会では、勝った試合は自分たちのペースで試合が出来ていました。しかし、負けた試合は相手に先制されて、そのままズルズル悪い流れで終わってしまったので、そのあたりが課題だと思っています。
Q. その課題が克服できれば、また一歩強くなりそうですね!では、夏を迎えるにあたって、どんな気持ちで練習をしていますか?
少しでも長い夏にしたいと思っています。そのためにも、日頃の練習でしっかり自分を追い込んで、色々なところで自分たちをサポートしてくださった方々への恩返しになるような夏にしていきたいです!
想いが結実する夏にしてください!ありがとうございました!
[page_break:指導者が語る!このチームの強み]Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
佐田 稜弥(以下「佐田」):野球だけでなく、人間的に成長できるところです。挨拶や返事などは社会に出ても役に立つと思います。高校野球の良いところは、良い社会人になる準備が出来るところです!
下川 央(以下「下川」):キツいことがほとんどですが、人間として大きく成長できるところです。自分はまだまだ未熟なところが多いですが、前と比べると成長できていると自信を持って言えます!
Q. 野球を通じてしっかり成長しているんですね!一番好きな練習は何ですか?
佐田:ノックです。ノックでの連携プレーはチームメイトと一緒に1つのアウトを取るので、アウトがとれたときはとても嬉しいです!
下川:自分は、試合形式のバッティングです。打席での緊張感を味わえたり、ピッチャーと1対1の勝負が出来るところが好きです!
Q. 逆にキツいと感じる練習はありますか?
佐田:走り込みです!
下川:そのなかでもインターバル走は特にキツイですね。
Q. 試合の流れをつかむために、まずは体力で相手に負けないトレーニングですね。さて、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
佐田:これまで自分たちが負けてきたチームとはやってみたいです!やはり、負けっぱなしは嫌なので。
下川:具体的にこの高校と戦いたい、というのはありませんが、甲子園の常連といわれるようなチームと戦ってみたいです。今までそういった高校と対戦したことがないので、自分たちの力がどのくらい通用するのか試してみたいです!
Q. 自分たちの力を発揮できるかどうかなんですね!一番好きな応援歌は何ですか?
下川:「アフリカンシンフォニー」です!
Q. それでは最後に、野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください!
佐田:「感謝」「全力プレー」「恩返し」です!
下川:自分が好きな言葉は「魂」です。一球、一振りに魂を込めることで良いプレーが出来ると思います!
魂のこもった回答、ありがとうございました!
指導者が語る!このチームの強み
■中野 賢哉監督に質問!
Q. 今年のチームは、どんな指導をされ、チームを作ってきたのでしょうか?
今年に限らず、自分にできる当たり前のことを精一杯やるように、生徒には伝え続けています。
まだまだなところが多々ありますが、残りの期間、変わらず取り組むことが出来れば、結果は付いてきてくれると信じています!
野球だけでなく、日常生活での取り組みもきっと生きてくると思います!ありがとうございました!