間もなく対外試合解禁!確認しておきたい試合前の必要な栄養素
まもなく3月8日、対外試合の解禁ですね。準備はもうできていますか?
冬トレで体は鍛えられましたか?しっかりした体は出来上がりましたか??食事もきっと努力したことと思います。
これからは、試合に向けての食事、大会に向けての食事をしていきましょう。試合前の食事を再確認してみましょう。
試合に向けて必要な栄養素を確認しよう
▲肉は低脂肪な部位がGood!
試合に向けての食事については、当コラムでも何度も触れてきました。覚えていますか?
ポイントをおさらいしましょう。
1.エネルギーを蓄える食事に切り替える
試合中にエネルギー切れが起きてしまっては、もちろん体は動かなくなってしまいます。
エネルギー源である炭水化物を多く含むご飯(米)は普段からたくさん食べるように心がけていると思いますが、ご飯(米)はもちろんその他の炭水化物源(芋や果物、麺類など)も積極的に摂取しましょう。
2.消化のいいものを心がける
試合前の食事の消化がよくないことによって、試合中にお腹が痛くなったらいけませんよね。ですから、試合前は脂の多い食材や油をたくさんつかった調理法は避けましょう。ドレッシングやマヨネーズを使いすぎるのもNG。肉であれば低脂肪な部位を使うのもいいでしょう。食物繊維が多い食品も消化に時間がかかりますから、試合前は減らすようにしましょうね。
よく噛むことで消化は促進されます。ただし「よく噛む=食事に時間をかける」ではありません。時間をかけると満腹中枢が働きますから(食事をはじめて20分程度で働き始めます)食事に時間をかけ過ぎず、よく噛んで食事をするよう注意しましょう。
その他に気をつけること
食事において最も気をつけたいのが衛生面です。選手自身が食事前にしっかり手洗いをすることはもちろんですが、提供する方は調理器具の洗浄や加熱時間などにも気を配りましょう。試合前のピリピリしている時は特に気をつける必要があります。また、栄養補給と同様に水分補給も忘れないようにしましょうね。
試合前のBESTな食事は、個人個人で違ってきます。練習試合の時に色々試して、自身のBESTを探してください。大会まであと1カ月弱、もちろんまだ間に合いますよ。
BESTを実践して、大会をベストコンディションで迎えられることを祈っています。
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■ 4月の栄養学一口コラムもお楽しみに!