【大阪】「2強」撃破の大阪学院大高が決勝まで突き進むか、興國は45年ぶりの決勝進出に挑む<春季大会>
2024年度春季近畿地区高校野球大会大阪府予選は、いよいよ11日に準決勝を迎える。
今年の春は、近年大阪を引っ張ってきた大阪桐蔭、履正社の「2強」不在の準決勝となった。この2チーム不在の4強は2019年以来、5年ぶり。対戦カードは以下の通り。
11日<大阪シティ信用金庫>
10:00 大阪学院大高-大阪商大高
12:10 東海大大阪仰星-興國
大阪学院大高は4回戦で履正社、準々決勝で大阪桐蔭をいずれも1点差で破って、2011年以来、13年ぶりの4強入りを果たした。大阪桐蔭戦では前川 琉人投手(3年)が1失点完投勝利を飾り主役を務めた。大阪桐蔭は主力が故障などでベストメンバーではなかったとはいえ、最速154キロ右腕でドラフト候補生の平嶋 桂知投手(3年)との投げ合いに勝ったことは大きな自信となる。1994年以来の春決勝進出をかけて、5年ぶりの優勝を狙う大阪商大高と対戦する。
興國は5試合でわずか失点2という投手力が武器。昨年秋は4強に進むなど、攻守にわたり実力は高い。強豪を打ち崩してきた印象が強い東海大大阪仰星打線との対決も注目される。興國は実に1979年の準優勝以来、45年ぶり、東海大大阪仰星は2003年の優勝以来、11年ぶりの春決勝進出に挑む。
優勝チームは25日開幕の近畿大会(兵庫)に出場する。
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