試合レポート

石見智翠館vs広島新庄

2009.10.26

2009年10月26日 どらやきドラマチックパーク野球場

石見智翠館(島根2位)vs広島新庄(広島2位)

2009年秋の大会 第113回中国地区高校野球大会 準々決勝

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都根投手(石見智翠館)

エースの粘投で石見智翠館(旧・江の川)が準決勝へ!

 エース戸根千明(2年)が広島新庄打線に9安打を浴びながらも、粘り強いピッチングで振り切り、準決勝進出を決めた。
「全然ダメです。30点くらいです」と試合後に苦笑いした戸根。序盤から雨が降ったり止んだりの難しいコンディションにも苦しめられ、威力のある直球はなりを潜めた。

 しかし「球は走ってなかったけど、相手の打線が当てにきていたので、それを利用して打たせるピッチングにすぐ切り替えた」と主将も務めるエースは冷静沈着。さらに走者を背負ってからはしつこいくらいに牽制球を多投。広島新庄自慢の機動力を封じることに成功した。

 「勝てたことが一番」と話した戸根主将。
今年4月に江の川から校名を変更した石見智翠館。16年ぶりの選抜出場となればお披露目の場ともなる。「まだ江の川だと思っている人も多いと思う。絶対に甲子園に出て、新しい校名を知ってもらいたい」とエースで主将の言葉は力強かった。

(文=松倉雄太


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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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