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第1回 ケガは予防できる2010年07月01日

【練習風景:小禄(沖縄)】
初めまして。アスレティックトレーナーの西村典子です。
今回から野球選手に向けたコンディショニングに関するさまざまなお話を書かせていただきます。
トレーナーのいるチームの皆さんも、トレーナーの指導を受けたことのないというチームの皆さんも、ケガを予防するため、野球が上手くなるために自分でできることはたくさんあります。
このコラムで気になったことはぜひ部活動で取り入れてみる、自宅でチャレンジしてみるなど、それぞれの場面で活かしてくださいね。
ケガを予防するためにできることと聞くとどういったことを思い浮かべるでしょう?「ケガは防ぎようがない」と考える人もいるかもしれません。ケガには大きく2つのパターンが考えられます。
まず1つは「スポーツ外傷」とよばれる突発的なケガです。ボールや人とぶつかった衝撃や転倒、打撲などケガをした原因がわかっているもの。デッドボールでのケガやスライディングのスパイクなどで出血した場合などがあります。
もう1つは「スポーツ障害」とよばれるケガです。こちらは一回の動作で痛みが起こることは少なく、続けているうちにだんだん痛くなってきたものなどです。疲労によるもの、投げすぎなどのオーバーワークによるもの、投球フォームそのものに原因が考えられるものなどがあります。
突発的なケガについては、防ぎようのないものもありますが、ケガの多くは予防すること、自分で改善させることが可能です。肉離れをしないために柔軟性を高める、捻挫をしないために足首周辺のトレーニングを行う、肩を痛めないために正しい投げ方、疲労回復のためのケアを行うといったことです。筋力・柔軟性・持久力・バランス・関節の柔らかさなど、自分の体を理解し、いいところはもっとレベルアップを目指し、足りないところはしっかりと補うといったことを心がけるようにしましょう。
これからケガ予防のためのさまざまなコンディショニング方法やトレーニングのこと、野球の技術力アップにつながるものなどをお伝えしていこうと思いますのでどうぞお楽しみに。
(文=西村 典子)
次回、第2回公開は8月15日を予定しております。
- 西村 典子さん
- ■ 生年月日:1970年12月5日
- ■ 出身地:大阪府
- 奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。野球用品メーカーにて勤務後、トレーナーとして10年以上にわたり高校野球・大学野球の現場にたずさわる。野球現場での活動を通して自分たちで自分の体をマネジメントする「セルフコンディショニング」の重要性を感じ、チーム・選手・指導者にむけてスポーツ傷害予防や応急処置、トレーニング(ストレングス&コンディショニング)に関する教育啓蒙活動を行っている。
一般雑誌、専門誌、ネットなどでも取材・執筆活動中。また整形外科ドクターと野球の傷害予防に関する共同研究活動なども行っている(現在の研究テーマは手指血行障害について)。
現在、東海大学硬式野球部アスレティックトレーナーをはじめ、さまざまな高校野球部を担当中。 - ・日本体育協会公認アスレティックトレーナー
・NSCA公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)
・NSCA公認パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
・日本スポーツ整形外科学会会員 等 - 講演依頼はこちら




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