【2017年ドラフト】 高校通算65本塁打!安田尚憲の3年間を振り返る!
2017年の高校生ドラフト候補を高校野球ドットコムでは徹底特集!
第三弾は、履正社の安田 尚憲選手の高校時代を振り返る!1年春から、3年秋までのこれまでの安田選手の歩みと活躍を「高校野球年表」で一気にチェック!話題の侍ジャパンU-18でのインタビュー動画も公開中。ここまでの安田選手の記事を10月26日のドラフト会議前に向けて、お楽しみください。
安田尚憲の軌跡
■2015年夏・秋
1年夏にベンチ入りをすると、秋にはレギュラーを獲得。しかし厳しいマークがあり、思うようなバッティングはできなかった。
東海大仰星戦で本塁打を放った安田(履正社)
■2016年・春
2年生になった春、安田の打撃が開眼。大阪府大会の5回戦の東海大仰星戦。この試合で[stadium]舞洲ベースボールスタジアム[/stadium]フェンスをはるかに超える場外本塁打を放ち、これが公式戦初本塁打となった。続く近畿大会でも3試合で10打数5安打5打点の活躍でチームの優勝に貢献した。
■2016年夏
夏に入っても好調を維持。1回戦、2回戦と2試合連続本塁打を記録。結果的に25打数13安打15打点という驚異的な結果を出し、甲子園出場を決めた。甲子園では12打数4安打。それ以上に好投手たちとの対戦で大きな経験を積んだ。
神宮大会より
■2016年秋
新チームが始まった当初は不調だったという安田。しかしいわて国体の決勝戦で本塁打を記録。秋季大阪府大会の準決勝・大阪桐蔭戦でフェンス直撃の二塁打、そして本塁打を放ち、スランプを脱出。近畿大会では15打数6安打2打点で履正社を11年振りの優勝に導いた。止まらない安田は明治神宮大会の決勝戦・早稲田実業戦でも本塁打を記録。国体、明治神宮大会を制した秋になった。結果的に秋は公式戦16試合で打率.420、4本塁打、22打点という結果を残した。
甲子園で本塁打を放った安田(履正社)
写真提供:共同通信社
■2017年春
選抜出場を決めた履正社。安田が甲子園で躍動する。初戦は日大三の櫻井 周斗に3打席連続三振を喫するが、9回の最終打席に勝ち越しに成功した履正社をさらに勢いづける二塁打。チームは12対5で勝利し、2回戦進出。市立呉との対戦では無安打に終わるが、準々決勝・盛岡大附戦では3安打。その3安打は火の出るような強烈な打球。観客を釘付けにした。準決勝の報徳学園戦では初回に弾丸ライナーの本塁打をセンター右に放り込み、チームも6対4で勝利。決勝戦は大阪桐蔭との「大阪決戦」となった。しかし決勝では大阪桐蔭に8対3で敗れ、選抜優勝とはならなかった。
■決勝 vs大阪桐蔭 3-8 レポート
■準決勝 vs報徳学園 6-4 レポート
■準々決勝 vs盛岡大附 8-1 レポート
■2回戦 vs市立呉 1-0 レポート
■1回戦 vs日大三 12-5 レポート
■2017年夏
最後の夏、安田の打撃は次元が違った。準々決勝までの6試合で15打数11安打3本塁打13打点。打率はなんと.733、出塁率.840と驚異的な記録。しかし準決勝の大阪桐蔭戦で8対4で敗れ、安田の夏が終わった。
■準決勝 vs大阪桐蔭 4-8 レポート
■準々決勝 vs大体大浪商 10-0 レポート
■1回戦 vs常翔啓光学園 9-0 レポート
U-18での安田(履正社)
■2017年 8月末~9月
第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ日本代表に選出。清宮 幸太郎、中村 奨成と「218トリオ」として打撃の中心として注目が集まった。打率は.324を残したが、本塁打なしと少し物足りない結果に終わった。
■9月22日 プロ志望を名言
9月22日、安田はプロ志望を明言。松井 秀喜さんのような選手になることが目標と意気込んだ。
ギャラリーチェック!
安田尚憲選手の活躍の写真を収めたギャラリーをチェック!