弘前東高等学校(青森)
集合写真(県立弘前東高等学校)
甲子園に行って、下の代にもつながる野球を
弘前東高等学校は、青森県弘前市にある私立の工業高校で、1982年に弘前電波工業高校から校名を変更し、弘前東高等学校となりました。卒業生には、元プロボクサーのクラッシャー三浦や、落語家の桂歌若、お笑い芸人の鉄板■魔太郎などがいます。
野球部は校庭にある練習スペースで、毎日7時半まで元気よく練習に励んでいます。冬のウエイトトレーニングがこのチームの名物練習ですが、新チームがスタートしてから部室の工事があり、室内での練習ができなかったそうです。
現在の部員数は3年生12人に対し2年生23人と、下級生が半数を占めています。その中で主将を務めるのは、捕手の長尾 怜央選手。「今年のチームのウリは、タイプの違うピッチャーがいるということと、下級生が多いということ、そして、どこからでも点が取れるというところです。」と、チームについて語ってくれました。
チームのキーマンを伺うと、「チームの盛り上げ役で、強いスイングがウリの副主将・相馬 大祐がチームのキーマンです。彼が打つと、とても盛り上がります。また、守備が上手でバッティングでもミート力がある田中 天彗も、この夏に活躍を見せてくれるであろう期待の選手です。」と、チームの軸である2人の選手に期待を寄せていました。
春の大会については、「初回の入りは良かったのですが、ここぞでの守備、バッティング、ベンチワークが課題となりました。」と振り返り、夏の大会へ向けて「甲子園に行って、下の代にもつながる野球をしたい。」と下級生を思いやる意気込みを語ってくれました。
激アツな夏にする!
左から田中天彗、長尾怜央、相馬大祐(県立弘前東高等学校)
ここからは弘前東のキーマンである、副主将相馬 大祐選手と一塁手を務める3年生の田中 天彗選手にお話を伺いました。
Q. 球児のお二人から見て、高校野球のかっこよさってなんだと思いますか?
相馬 大祐(以下「相馬」):甲子園という1つの目標を達成しようと全員が努力する姿がかっこよくて好き!
田中 天彗(以下「田中」):がむしゃらさだと思います。
Q. そんな高校野球の魅力も含め、応援する方々にへ自分のここを見てほしいというのを教えてください。
相馬:全力で一塁へ走る姿を見てほしいです。
田中:ここ一番のバッティングに注目して見てください!
Q.応援する方々も楽しみにしていると思います!お2人は引退までに対戦したい高校はありますか?
相馬:あります!青森山田にリベンジしたいです。
田中:僕は、甲子園に行っている八戸学院光星と対戦したいな。
Q. 対戦できるようにこの夏頑張ってください!最後に、夏の大会へ向けての意気込みを相馬 大祐副主将、お願いいたします!
相馬:はい!激アツな夏にするので、応援よろしくお願いします!
3年生の最後の夏にかける熱い思いに期待
■葛西 徳一監督に質問!
Q. 夏の大会に向けて、どのようなチームを目指しているのですか?
3年生投手陣、左から諏訪、織田、竹永(県立弘前東高等学校)
スタメンの半数が下級生であり、勢いのあるプレーが春先は出ていて、好結果につながっていました。その反面、一度崩れると修正が効かないことがあります。そういった精神的な部分を鍛えていきたいと思っています。3年生部員の最後の夏にかける熱い思いに期待したいです。
Q. 葛西監督から、選手に向けてメッセ―ジをお願いします。
「勝つための準備」をしっかりして大会に挑みましょう!
葛西 徳一監督、ありがとうございました!そして、弘前東野球部の皆さんありがとうございました!
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