2011年05月03日 松山中央公園野球場 (坊っちゃんスタジアム)

香川西vs城東

2011年春の大会 第64回春季四国地区高等学校野球大会 1回戦
印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

さすらいの四国探題 寺下友徳

2回以後は配球を切り替え1点に抑えた石田(城東)

見せた研修成果。城東、香川西相手に見事な善戦

この四国大会、どこに行っても姿があるのは「城東」のユニフォームである。
大会前日には他校の公式練習を見学し、第1試合でも城南明徳義塾のセンバツ出場校同士の対戦の全てを学び取ろうと、一心にグラウンドを凝視。
高いレベルを見ることで自分たちのレベルアップにつなげようとする彼らの眼は正に「野球小僧」のようであった。

そして彼らはグラウンドでもセンバツ出場の香川西相手に実地研修を試みる。右サイドスローのエース幸浦公平、捕球から2塁送球到達まで1.9秒の強肩を誇る石田 三四郎の3年生バッテリーは「1回は直球が走っていなくて連打されたので、それ以降はボール球を打ってもらうようにした」(石田)配球調整で、2回以降相手打線を1失点に封じ込める好投。

一方、「相手のコントロールがいいので5回が終わってからはストライクを振っ

ていく指示を出して、それ以降は振れだしたので『そのままでいいよ』と言っていた」(鎌田監督)打線は、ついに9回、香川西先発の岡田孝(3年)を捕まえ、5番・佐藤圭吾(3年)の犠飛と7番・栗飯原信幸(2年)のタイムリーで2点を奪取。

最後は同点のランナーを返せず敗れたが、「ここ(四国大会)まで来たので色々なことを学ぼう」と鎌田啓幸監督の教えを素直に受け入れ、実践した選手たちの健闘は大いに称えられるものである。

「相手エースは中盤以降よく投げていましたね。ただ、そこを崩せない。詰めの甘さをこのチームはもっている。そこは考えなくてはいけない」と香川西・岩上昌由監督にも反省の言葉を引き出させた城東
城南徳島商鳴門工など強豪がひしめく徳島県で夏の初栄冠を勝ち取る道程は平坦ではないが、春の県大会を初制覇した勢いと、四国大会で学んだ様々なことを融合できれば、夢を夢で終わらせない可能性は彼らにも十二分に残っている。

(文=寺下 友徳

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
鳴門、鳴門渦潮など甲子園常連校がノーシード!徳島の春季大会の組み合わせが決定! 【ニュース - 高校野球関連】
本日発表日!選抜候補全131校を振り返る! 【ニュース - 高校野球関連】
第1008回 「冬の野球自由研究」春・そして夏の開花へ 県立城東(徳島)【野球部訪問】
第998回 21世紀枠候補校9校で注目すべき逸材10名たち!【大会展望・総括コラム】
第7回 五輪イヤーの2020年 東京都の高校野球を占う【東京の高校野球】
国士舘vs都立城東【東京都 2019年秋の大会 東京都大会】
都立城東vs共栄学園【東京都 2019年秋の大会 東京都大会】
高知中央vs城東【2019年秋の大会 第72回秋季四国地区高等学校野球大会】
城東vs大手前高松【2019年秋の大会 第72回秋季四国地区高等学校野球大会】
都立城東vs錦城学園【東京都 2019年秋の大会 東京都大会】
第983回 令和元年秋の四国王者決定戦 混戦に断を打つのはどの学校か?【秋季四国大会・後編】【大会展望・総括コラム】
第934回 第1シード・富岡西、悲願の夏初甲子園か? 徳島商、徳島北、池田らが激しく迫る【徳島大会展望】【大会展望・総括コラム】
香川西 【高校別データ】
城東 【高校別データ】
春季四国地区高校野球大会 【大会別データ】

応援メッセージを投稿する

試合記事トップに戻る サイトトップに戻る