2019年03月12日 阿南光高校工業グラウンド

阿南光vs富岡西

2019年 練習試合(交流試合)・春 練習試合
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さすらいの四国探題 寺下友徳

富岡西、阿南ダービーで「仲間たち」から学ぶ



富岡西先発・浮橋幸太(新3年)

【熱戦の模様をギャラリーでチェック!】

 3月9日(土)の練習試合初戦ダブルヘッダーでは昨秋兵庫県大会16強の滝川第二8対3と5対6。第1試合では浮橋 幸太(新3年・175センチ78キロ・右投左打・阿南市立阿南第一中出身)が106球完投勝利を飾るなど、昨秋四国大会ベスト4の実力をいかんなく発揮した21世紀枠甲子園初出場の富岡西(徳島)は12日(火)午後、来春で昨年4月開校の阿南光に完全統合される新野・阿南工との連合チーム・阿南光との「阿南ダービー」練習試合を、阿南光工業グラウンドで戦った。

 

 結果は阿南光が2対1で競り勝ったこの試合は両者にサプライズがあった。富岡西は「守備の安定性を出すため」(小川 浩監督)阿南市立第一中で浮橋とバッテリーを組んでいた昨秋まで遊撃手の粟田 翔瑛(新3年・右投右打・166センチ63キロ)がマスクを被るなど、5ポジションが入れ替わった布陣でスタート。

 5番に入った安藤 稜平(新3年・右翼手・183センチ79キロ・右投右打・阿南市立阿南中出身)が3安打し、8番でスタメン起用された日下 龍我(新3年・168センチ62キロ・徳島県立富岡東中出身)が終始安定した二塁守備で魅せるなど、チーム力・選手層も確実にアップさせていた。

 ただ、昨夏新人ブロック大会では富岡西を最後まで苦しめ、秋も県ベスト8入りした阿南光の成長ぶりは、「ヒットは出ているが(11安打)点に絡めない。試合中に対応できなかった」とノーサイン野球の司令塔でもある主将・坂本 賢哉(新3年・一塁手・174センチ・右投左打・阿南市立那賀川中出身)を悔しがらせるほど。

 特に「冬に急成長した」と福岡 秀祐副部長も評価する主将の成松 佑馬(新3年・捕手・右投右打・165センチ64キロ・阿南市立阿南第二中出身)は先制打と中犠飛で全2打点をマークしたばかりでなく、安定して二塁送球2.0秒台を記録した肩を駆使。富岡西の足を5回全て封じ、一躍四国屈指の捕手に躍り出た。

 かくして浮橋いわく「選手同士はみんな小中学校時代からの知り合い」ライバルに手痛いセンバツ出場祝いをもらった形となった富岡西。だが、阿南光・中山 寿人監督によると1992年・第64回センバツに新野が出場した時は「大会前に富岡西と練習試合をやって負けた」課題を糧にして、本大会では名門・横浜(神奈川)を大逆転で破り、甲子園初出場初勝利を達成した経緯もある。

 まずは「ここで引き締めなおしてしっかりやっていきたい」(浮橋)きっかけを「一丸になって1勝する」形にどうできるか。幸いにも「仲間たち」からの学びを阿南地区の歓喜に変える時間は、まだ10日ほど残されている。

(取材=寺下 友徳

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