清宮 幸太郎選手 (早稲田実業)

清宮 幸太郎

球歴:早稲田実業

都道府県:東京

ポジション:中堅手, 一塁手

投打:右 / 左

身長:184.0 cm

体重:100.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2015年4月18日) ★高校1号本塁打★  関東一が4点リードしていた5回表、早稲田実業は2番玉川遼の二塁打で2人が還り2点差。なお二、三塁に走者を置いて、3番清宮 幸太郎が打席に立つ。 1ボールからの2球目、豪快に振り抜いた打球は、打った瞬間に本塁打と分かる、強烈な打球であった。この3ラン本塁打で早稲田実業が6-5と逆転に成功した。  打たれた関東一の先発・田邉 廉は、「とにかくスイングが速かった。単調な配球で、真っ直ぐでストライクを取りに行ってしまいました」と語る。田邉はひょっとしたら記録に残るかもしれない、清宮の初本塁打を喫したわけだが、「逆に気持ちが良かったです。気持ちを切り替えられます」と、力強く語った。  打たれた方にしてみると、不用意にストライクを取りに行ったのは、今後の反省点でもある。それにしても、本塁打を打てば逆転の場面で、高校1号本塁打を放つのだから、清宮はやはり並ではない。
更新日時:2015.04.22

短評

観戦レポートより抜粋(2015年4月12日) 清宮 幸太郎は5打数3安打で、すべて右方向への打球だったが、打ち損じた2つの二塁への飛球も高く上がっていた。これは、やはりスイングスピードの速さを物語っているといっていいだろう。また、一塁手として、守りでも柔らかさと反応の良さを見せていた。  早稲田実業、和泉実監督は「まだ、入ってきたばかりですから…。ただ、身体のしなやかさ、柔らかさは天性のものも含めて、お父さんやお母さんが育ててきたこともあるのではないでしょうか。私が今まで見てきた選手の中でも、一番の打者だと思います」と、ラグビートップリーグのヤマハの監督でもある父親が幼少時から、きちっとして身体づくりをさせながら育てていたこともあるということである。
更新日時:2015.04.12

短評

観戦レポートより抜粋(2015年4月9日)  通常、春季大会の3回戦は夏のシードがかかっている試合なので、スポーツ紙や専門媒体など数社程度が取材をしているが、この日は、記者室に入り切れないほど記者が集まり、テレビ局のカメラ取材もあった。  リトルリーグの世界選手権で優勝し、スーパー中学生として知られる清宮 幸太郎早稲田実業入学、デビュー戦だからだ。入学式を終えたばかりの高校1年生に、これほど注目が集まるのは、異例中の異例だ。スタンドには、父親で、ラグビー・ヤマハ発動機監督の清宮克幸氏の姿もあった。  3番打者として清宮が登場した。身長184センチ、体重97キロの体格は既に、1年生離れしている。その第1打席は一ゴロに終わった。  駒大高の先発・吉澤慎祐は、「(清宮を)最初は意識しましたが、変化球がストライクに入って打たれませんでした」と、語る。  6回裏早稲田実業の攻撃、清宮は、高校生活公式戦初安打となる左前安打で勝ち越す。  デビュー戦を終えた清宮は、「緊張よりワクワクしました。最初でもあり、自分の思うようなスウィングができませんでした」と語り、高校生活で、何本くらい本塁打を打ちたいかという質問に、「80本くらい打ちたいと思いますが、努力次第です」と答えた。  記者が早稲田実業のOBである王貞治や、荒木大輔の名前を持ち出すと、「王さん、荒木さんは偉大な方ですけれども、知らないので。野球を始めるきっかけは、斎藤佑樹さんです」と語った。  早稲田実業駒大苫小牧の決勝戦、引き分け再試合から9年。高校野球はまた、新しい世代に受け継がれようとしている。
更新日時:2015.04.12

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