【3日目見所】2回戦注目の好カード・明徳義塾vs中央学院など3試合のポイントは?
左から市川悠太、大谷拓海
3月23日から開幕した[stadium]甲子園球場[/stadium]で、第90回記念選抜高等学校野球大会。大会3日目は明徳義塾vs中央学院など好カードが目白押し。対戦を制し、3回戦に進出するチームはどこになるのか?今回は3日目3試合の見所を紹介していきたい。
明治神宮大会以来のカードとなったこのカード。明徳義塾は中央学院のエース・大谷拓海のペースにさせない仕掛けを見せていきたい。そのためには1、2番の出塁がカギとなるだろう。4番谷合悠斗が勝負強い打撃を見せることができるか、注目だ。明徳義塾のエース・市川悠太は安定感十分。いつものようにカウント球、決め球を自在に投げ分けられる状態であれば、中央学院が打ち崩すのは難しいだろう。
中央学院は投打の中心である大谷が自分の実力を発揮することが必須条件。打者・大谷は前回の対決で市川から本塁打を打っているが、市川の失投を逃さず、勝負強い一打を見せることができるか?また前後の打者は機動力を仕掛け、市川を崩していきたい。
智弁和歌山vs富山商
智辯和歌山は評判の豪打を発揮できるか。ドラフト候補として期待される大型スラッガー・林 晃汰が夏の甲子園に続き一発を見せることができるか。投手陣に不安を抱えるが、多少の失点をカバーできる打力は十分にある。富山商はエース・沢田 龍太が相手の強力打線をしのぐピッチングができるか注目される。
智辯学園は左向 澪など上位打線に俊足巧打の左打者が揃い、ここから畳みかけて得点を加点していきたい。守備ではエース・伊原隆人、大型捕手・小口 仁太郎が軸。伊原は持ち味の切れのあるストレート、チェンジアップを巧みに使い分け、小口は伊原の持ち味を引き出すリードを見せていきたい。対する日大山形は斎藤 史弥、大型捕手・渡部 雅也など打力が高い打者が揃う。彼らが中心となって攻略していきたい。両校の持ち味が発揮できると、4点~6点ぐらいの勝負となりそうだ。