コンディショニングトレーニング
コンディショニングトレーニング2011年06月15日
熱い夏が始まりますが準備はできていますか?
前回軸のお話をしましたが軸を作るには良いコンディション出ないといけません。今回はコンディショニングトレーニングについてお話します。
1.体幹トレーニング
前回、腹圧を高め、「軸を作る話」と「動きの始まり」の話をしましたが、この感覚を掴みやすくするトレーニングをご紹介します。
人の筋肉は、意識して動かしたことがないとなかなか動きません。まずは、複雑な動きでも動かそうとすることで、意識が徐々に届いて動くようになっていきます。なので、根気よく行うこと。
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※詳しい解説イメージはPCからご覧ください。
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1.股関節の内側に手を置き、臍をへこめたまま、小さな呼吸を動かす。【図1】
2.体幹を入れたまま脚をあげる。壁の近くに立つことで体幹をつかうことができないと立てない。【図2】
2.肩トレーニング
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3.セルフケア
足の裏には人の体重の何十倍もの力がかかります。その分疲れも溜まりやすいのです。足の裏の筋肉に刺激を指圧マッサージをしましょう。ポイントは土ふまずを刺激すること!!
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詳しい解説イメージはPCからご覧ください。
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4.シュミレーショントレーニング
(1)まず大会の日程に合わせましょう。
連投に弱いとか、週末に試合があるなど予定を想定して行うトレーニングを「シミュレーショントレーニング」といいます。連投が続く場合 試合日程に合わせて投げ込むのです。週末に試合がある場合は、平日を調整期間とし、どうすればベストになるか考えて調整しましょう。
(2)ゲームに近い状態を作りましょう。
「ピッチング&ランニングトレーニング」を紹介します。
20球投げた後にランニングをし、ゴールまで到着したらまた「20球投げる」というサイクルで、これを9イニング繰り返します。
この目的は3つ。非常に身体の疲れた状態の時にでも冷静な対応ができる。熱い環境下での身体の慣れ。試合のシュミレーションができることです。
(3)20本を基準にショートダッシュ
試合に近い時間や本数のランニングを行うことでゲームへの意識が高めることができます。
(4)スクリーン素振り
ただ素振りするよりも、映像を頭に残す意味でも目や反応のトレーニングになります。
以上、いろいろとトレーニング方法を紹介してきましたが、これはあくまでも心技体の『体』の部分です。すべてが整った状態がベストコンディションです。色々な面から自分を見つめ練習、試合に臨んでもらいたいと思います。
試合前のコンディションのこととか質問がありましたらお問い合わせください。
(文=保田 貴史)