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球春到来!オフシーズンの練習の思い出は?【出動!球児に聞き隊!】

2017.03.29

 選抜が開幕し、球春到来の季節がやって来ました!春を迎えるにあたって長く苦しい冬の時期を乗り越えた球児の皆さんは大きく成長しているのではないでしょうか。そこで今回はオフシーズンの思い出について調査しました!上位にランクインしたのは王道の…!

球児が注目する選抜出場チームは?

1位 走り込み
1位にランクインしたのは走り込みでした。野球の動きで重要な役割を果たす下半身を強化することを目的とする走り込み。チームによってそれは様々で、あるチームはサーキットトレーニング、あるチームは丸太走、そしてPP(ポール間ダッシュ)などがあげられました。球児からは「丸太走ですね。走るだけでもきついのに重い丸太を持って走るってきつすぎますよ…」という声や「冬は陸上部ですか?ってくらい走ってました(笑)」というような球児がいました。

2位 体幹トレーニング
2位は手押し車や綱登りなど、体幹を鍛えるトレーニングが挙げられました。ある球児は「野手陣より身体能力が低いと監督さんから指摘され、投手陣だけ朝6時から手押し車や綱登りなどのメニューを行いました。土が凍っていたので本当にきつかったです」という声が挙げられました。朝6時からトレーニングは冬の凍てつく寒さを感じますし、本当にきついですよね…

3位 増量
3位には増量がランクイン。冬の連載企画「冬が僕らを強くする」でも多くの高校が冬のテーマを体重増加としていて身長-100が体重になるように目標を設定していました。「自分は太りにくい体質なので食べても太らず苦労しました…だけど一冬こえて体重が増えて足も太くなったので嬉しかったです!」と語る球児や「冬の練習で日に日に筋肉がついていく感じがして、それとともに体重も増えたので、辛かったけどよかったなって思います」と語る球児がいました。

 今回の調査では球児たちのオフシーズンの取り組みについて知ることができました。目標を設定し頑張る球児、ひたすら先にある春を見据えて歯を食いしばって頑張る球児たちが目に浮かぶようでした。春の大会、夏の大会での活躍を期待しています!今後も、各地の球児を直撃し、考えの傾向やトレンドを紹介していきたいと思います!乞うご期待!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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