全国でも屈指の強力打線を擁すも関東ベスト8で敗戦 花咲徳栄のこの秋の戦いぶりは?
花咲徳栄のスラッガー・井上朋也
ベスト4が出揃った秋季関東地区大会。秋季埼玉県大会で優勝を果たし、初の秋季関東地区大会優勝を目指した花咲徳栄は、10月21日の山梨学院戦で2対1で競り負け惜しくも準々決勝敗退となった。
強打を武器に高い完成度を誇った花咲徳栄だったが、選抜甲子園当確まで至らなかった余韻はどこにあるのか。秋季埼玉県大会の戦歴を見ていき、この秋の戦いを振り返っていきたい。
◆秋季関東地区高等学校野球大会
準々決勝 花咲徳栄1 – 2山梨学院
1回戦 花咲徳栄11 – 1拓大紅陵
◆秋季埼玉県大会
決勝 花咲徳栄8 – 3西武台
準決勝 花咲徳栄2 – 1浦和学院
準々決勝 花咲徳栄10 – 0聖望学園
3回戦 花咲徳栄8 – 1武蔵越生
2回戦 花咲徳栄12 – 2秀明英光
◆秋季埼玉県高等学校野球大会 東部地区予選
代表決定戦 花咲徳栄20 – 1羽生一
1回戦 花咲徳栄12 – 0草加南
スラッガー・井上朋也を中心に、切り込み隊長の南大輔や好守の要である3番・田村大哉、そして下級生時から経験のある5番・中井大我など、今年も能力の高い選手が打線に並ぶ花咲徳栄。
埼玉県大会では準決勝の浦和学院戦以外は圧倒的な強さを見せ、関東大会初戦の拓大紅陵戦では、好投手の竹内将悟を初回から攻めた立てて序盤だけで7得点。結局、試合は7回コールドの11対1で勝利し、前評判通りの強さを見せた。
そんな花咲徳栄がなぜ準々決勝で敗れたのか。
山梨学院戦では、相手先発の吉川大の緩急に対して早打ちが目立ち凡打の山を築いた。技巧派の吉川の術中に見事にはまった形となった花咲徳栄打線は、最速127キロの吉川からわずか1得点しか奪えずに2対1で敗戦。準々決勝で姿を消すこととなったのだ。
これで選抜甲子園の出場は当落線上となった。だが潜在能力のは元々高いチームだけに、来年以降の戦いにも注目だ。
■日程詳細・応援メッセージ
第72回 秋季関東地区高等学校野球大会
◇26日の試合予定
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