News

U18候補の松商学園・直江、プロで根尾斬りだ!

2018.10.25

U18候補の松商学園・直江、プロで根尾斬りだ! | 高校野球ドットコム
直江大輔(松商学園)

分かってても打てないストレートを投げ勝てる投手へ

 U18日本代表候補にもなった松商学園高のエース直江大輔(なおえ だいすけ、2000年6月20日長野市生まれ、184センチ、77キロ、右投げ右打ち)が巨人から3位指名された。

 別室から、30人以上の野球部同期らが待ち構える会見場に現れた直江は「まさかこんなに早く指名されるとは思っていなかった。うれしい」と指名直後の気持ちを語った。巨人の印象については「幼いころからテレビとかで見てきて、プロ野球を代表する球団なのですごく魅力的に感じる」と述べた。

 プロで対戦したい相手に「根尾昂君とか注目されてきた大阪桐蔭の選手」と、同学年の1位指名選手を挙げた。また目標にする選手に元巨人投手の桑田真澄氏を挙げ、「あれだけの実績があっても謙虚な姿でプレーしているところがすごい」と理由を語った。

 184センチの長身ながら全体的にまだ線の細い直江。一方で、肩や肘の使い方が軟らかいフォームから投じるストレートは145キロに達し、まだまだ伸びしろを感じさせるのが魅力。直江自身も「自分の一番いいところはフォームにくせがないところ」とし、「150キロを目指すが、切れとボールの質を上げ、分かっていても打てないストレートを投げ、勝てる投手になりたい」と理想の投手像を示した。会見時に色紙に書いた目標も「勝てる投手」だった。

 会見に同席した足立修監督は「体のしなやかさを生かし、ジャイアンツを背負う投手になってほしい」とエールを送った。

 直江は2年夏に背番号11で甲子園でも登板。エースとして臨んだ3年夏は県大会準々決勝で涙を飲んだ。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボールで制球もいい。

取材=小池 剛

U18候補の松商学園・直江、プロで根尾斬りだ! | 高校野球ドットコム
注目記事
プロ野球2018ドラフト特設サイト

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.20

【岩手】花巻東、水沢商、盛岡誠桜、高田が8強入りして夏シードを獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?