試合レポート

市立船橋vs千葉明徳

2009.10.05

2009年10月05日　千葉県営球場　　関東大会出場決定戦　

市立船橋vs千葉明徳

2009年秋の大会　千葉県秋季大会　関東大会出場決定戦

試合シーン

市立船橋　代表決定戦を制し関東大会出場を決める

10月5日、千葉県営球場では関東大会出場最後の一枠を争う代表決定戦市立船橋対千葉明徳の一戦が行われた。

市立船橋の先発は、昨日先発した小島君ではなくエースナンバー1の小川君。対する千葉明徳も前日千葉商大付の平部君と投げ合い好投した新保君ではなく久我君があがった。

3回裏千葉明徳の攻撃、先頭の8番林君がヒットで出塁、犠打で送った後市立船橋に内野のミスがあり1死1.3塁。2番相川君の内野ゴロの間に千葉明徳1点先制。尚も四球の後4番和泉君にタイムリー2塁打が飛び出しこの回2点。
対する市立船橋は、4回表ツーアウト後連続四球、盗塁、相手エラーなどで2死満塁から代打榎元君の2点タイムリー2塁打で同点。5回表にも5番佐藤君のタイムリーなどで2点を追加した。粘りをみせたい千葉明徳は2点リードされて迎えた6回裏、1死1.2塁から7番菅谷君のタイムリー3塁打で再度同点に追いついた。
その直後の市立船橋の攻撃、4番石井君の豪快な逆転ホームランが飛び出し試合の流れを引き戻すと最終回にも6番芳賀君の2点タイムリー3塁打で千葉明徳をつきはなしそのまま勝利、関東大会行き最後の切符をつかんだ。

市立船橋は小川－三谷－小島の3人の継投で千葉明徳打線を5安打に抑え、打っては12安打と打ち勝った。
この試合、6回千葉明徳が菅谷君のタイムリー3三塁打で同点とし勢いづいたその流れを完全に断ち切るその直後7回表に飛び出した市立船橋4番石井君の逆転ホームランが大きかった。あまりの飛距離に球場内が一瞬静寂につつまれたほどの会心の大ホームラン、この日もパワー溢れる石井君の打撃が市立船橋に勝利をもたらした。投げても前日9回を投げた小島君が8回から登板、伸びのあるストレートに加え低めに落ちる変化球を効果的に使い2三振を奪うなど2イニングをしっかり抑えたことも大きな勝因といえるだろう。
関東大会での市立船橋の健闘を祈願したい。