大阪桐蔭の西谷浩一監督と前田悠伍主将

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 第95回記念選抜高校野球大会の出場校が27日発表され、出場36校が決定した。昨年秋の明治神宮大会で優勝を飾った大阪桐蔭(大阪)も選出された。

 主将・前田 悠伍投手(2年)は「素直に嬉しいですが、試合できるのは1試合しか確約されていませんので、甲子園までに少しでも実力を伸ばして決勝戦まで勝ちあがって、優勝ができればいいなと思います」と喜びをかみしめるとともに、気を引き締めていた。

 指揮官・西谷監督も現在のチームについて「日ごろの練習から日本一になりたい気持ちは強いので、しっかり行けるように毎日頑張っています」と高いモチベーションを持って練習し、選手・指導者が一丸となって日本一の目標に向かっている。

 大阪桐蔭は、11月頃に「生駒フェニックスリーグ」という愛称で、控えメンバーを中心にした対外試合を通じて、各選手の課題を明確化させている。今年のチームも例外ではなく、西谷監督は「多くの選手が伸びている」と、控えメンバーの底上げでチーム内競争は激化しているようだ。

 今回は大会連覇と同時に、東邦(愛知)に並ぶセンバツ歴代最多タイの5回目の優勝へ期待がかかる。西谷監督は「東邦(愛知)に並べるように頑張りたいと思います」と話せば、前田は「これまでチーム力といった部分を大事にしてきましたので、センバツまでにそうした部分を磨いていきたい」と全体の底上げを誓った。

 大会は3月18日に開幕し、14日間(休養日含む)の予定となっている。大阪桐蔭が22年に続き、歓喜の輪を作るのか。「一球同心」のもと、着々と準備を進める。