第662回 柿木 蓮(大阪桐蔭)「豪快なピッチングを追求していきたい」【後編】2018年03月21日

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【目次】
[1]石田コーチからもらった「エースの自覚」
[2]「豪快ストレート」で目指すセンバツ連覇


 3月23日に開幕する「第90回記念選抜高等学校大会」。出場36校中、ただ1校権利を持つ「センバツ連覇」を目指して戦うのが大阪桐蔭である。昨年の主力選手の多くは今年も健在。ドラフト候補としてもNPBのスカウトから熱い視線を注がれている。そこで高校野球ドットコムはその注目選手たちを独占徹底紹介。第4回で取り上げるのは最速148キロのストレートと切れのあるスライダー、フォークを武器に近畿大会優勝に貢献した柿木 蓮投手である。

 センバツ連覇へ向けて柿木が目指す投球スタイルとはどのようなものなのか?これまでの歩みを振り返りつつ、本人に意気込みを聴いた。

石田コーチからもらった「エースの自覚」


インタビューに応える柿木蓮選手(大阪桐蔭)

―― 柿木投手が最上級生となった新チームがスタート。まずはどんなテーマで1日1日を取り組んでいきましたか?

柿木  投手コーチの石田 寿也先生にまず言われたのは、「周りの見方が絶対変わる」ということでした。
 今まででしたらフレッシュさを押し出し、そこで抑えたら「ナイスピッチング」。打たれたら「次に活かせよ」という感じだったんですけど、上級生で、そしてエースを担う立場になったら「抑えられないではなく、抑えて当たり前の立場になる」
 石田先生の言葉がきっかけになって「抑えて当然」という気持ちでやっていこうと思えるようになりました。

―― 秋の公式戦後の取材で、よく柿木応手は「これまでの経験を生かせた」と話されていました。それも近畿大会までの防御率0.00の一因ですか?

柿木 確かに秋に抑えられたのは春や夏の経験を生かせたのもあると思います。 とはいえ、結果だけ見たら抑えているんですけど、内容はよくない。秋のピッチングがそのまま春につながるのか?といえば、つながらないと僕は思っています。

―― では、大阪桐蔭にとて唯一の敗戦試合となった明治神宮大会準決勝・創成館戦を振り返るといかがでしょうか?

柿木 確かに調子があまり良くなかったというのあるんですけど、何よりも走者を背負った場面で粘ることができなかったのが反省点。自分の弱さが出た試合だったかなと思っています。 

―― 12月には大阪府選抜の一員として台湾遠征も経験しましたが、この遠征で学んだことを教えてください。

柿木 「間合い」です。台湾のチームは、打撃スタイルではブンブン振るアメリカっぽいイメージなんですけど、試合運びを見ると、バント、走ったりと日本の野球をするようなチームが多かった。
 その中で間合いを変えたりしながら投げると、抑えられましたし、ストレートも140キロ中盤。明治神宮大会の時よりも格段に良かったです。 

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プロフィール

柿木 連
柿木 連(かきぎ・れん)
  • ポジション:投手
  • 身長:181センチ84キロ
  • タイプ:右投げ右打ち
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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