目次

柳田 悠岐選手インタビュー【前編】はこちらから!

[1]走り込みで下ができていたからウエイトトレーニングが生きた
[2]今年はホームランを打つ確実性を身に付けたい
[3]最終的な目標はトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)

最終的な目標はトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)

柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)

 迎える15年のシーズン、ファンの柳田への期待はますます膨らむ。02年の松井 稼頭央選手(当時西武。現東北楽天。2013年インタビュー)以来となるトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)の達成も心待ちにされている。折しも今年から、チームのホームである広いヤフオクドーム(の左中間と右中間部分に)にラッキーゾーンが設置される。これにより、昨年15本だったホームラン数の大幅増の可能性もより高くなろう。

 こうした周囲からの期待を「ひしひと感じている」という柳田は、「僕はスクワットだと150キロくらいで、ベンチでは100キロ程度。そもそもそんなにパワーはないんですよ。それにプロはすぐにホームランが増えるほど、甘い世界ではありません」と前置きしつつ、こう話してくれた。

「ですが、今年はホームランを打つ確実性を身に付けられればと。ホームランを打つ打ち方で、どれだけ確率を上げられるかですね。昨年もホームランを狙ったことはありましたが、今のままでホームランを狙うと空振りで終わるか、打ち損じた時はポップフライになってしまうので。たとえば打球の角度をつけるためにロングティーをするなど、いろんなことを試しながら、パワーの全てを1点に集約できる打ち方を模索しているところです」

 最後に「苦しかった広島商業高時代が僕の原点」と言う柳田から、オフのトレーニングに励む高校球児に熱いエールをいただいた。

「苦しいトレーニングも乗り越えられれば、必ず前に進みます。そのためにも目標を持つことが必要で、それが乗り越えるためのモチベーションになるし、大きな力になる。一緒に乗り越えた仲間との友情も大切にしてほしいですね。今も高校時代の同期の連中とは年に1度は集まるんですが、思い出話が尽きません。今は苦しいと思いますが、後々必ず、 頑張って良かったなと思うはずです」

 柳田選手へのインタビューを行ったのは、プロ選手にとっては一大行事である契約更改の直前。そんな最中でも時間を気にすることなく、高校時代を振り返ってくれました。スター選手になっても自分を飾らない。そんな姿も印象的でした。柳田選手、ありがとうございました。ファン同様、今年のさらなる活躍を楽しみにしています。

(インタビュー・上原 伸一)

【1月特集】変身!パワー系球児

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