第223回 北海道日本ハムファイターズ 増井 浩俊投手【前編】2014年11月13日

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【目次】
[1]筋力トレーニングはケガの予防にもつながる
[2]登板後のケア
[3]社会人から始めたウエイト トレーニングで球速が飛躍的にアップ

登板後のケア

北海道日本ハムファイターズ 増井 浩俊投手

――登板直後はどのようにケアをされているのですか?

増井 すぐにアイシングをします。そして宿舎に戻ったらストレッチをして、超音波をあてるというのが僕のスタイルです。

――ゆっくりお風呂の湯船にも浸かりますでしょうか?

増井 時間がある時はそうしていますが、ナイトゲームが終わって帰ると、どうしても遅くなります。どちらかというと、シャワーで済ますことが多いですね。僕は睡眠を重視しているので、入浴に時間をかけるより、少しでも多く眠りたいというのもありまして。だいたい7時間か8時間はぐっすりと、質のいい睡眠をとるようにしています。

――登板日当日は?

増井 チーム全体でのウォーミングアップが始まるまでは何もしないですね。マウンドに上がるまで、体を疲労させないようにしてます。ただ、疲れている時とか張りを感じる時は超音波をかけて、中の筋肉を温めてからグラウンド入りしてます。

――試合の時はどういうタイミングで投球練習を開始するのですか?

増井 基本的に登板する回の2イニング前です。試合展開を見ながら、投手コーチの指示も仰ぎつつですね。

――試合展開によっては急な登板、「すぐに肩を作れ」ということもあると思います。

増井 ええ。でも状況に対応するしかないですからね。急いでパンパンと投げて作ります。僕はたぶん、他の投手より肩ができるのが早い方なので、10球くらい投げればすぐにいける感じになります。

――先発をされていた時は、じっくり肩を作ってからマウンドに上がっていたかと思いますが、セットアッパーに転向してから、早く肩が仕上がるようになったのでしょうか?

増井 僕はもともとリリーフの適性があったような気がします。子どもの頃からゆっくり肩を温めるということがなく、いきなり強く投げる習慣が体に染み込んでいて、平気でしたから。海の近くで育ったので、子どもの時はよく、石ころを海に向かって投げて遊んでましたが、それでいきなり投げても大丈夫な肩ができたのかもしれません。

――入団1年目に肩を故障された時は、どのようなプロセスを経て復帰されたのですか?

増井 故障をしてしばらくは投げられませんでした。ハリ治療をするなど、治療に専念してました。そして痛みがなくなってから、野球のボールより軽い(硬式の)テニスボールで少しずつ肩を馴らし、それから野球のボールを投げ始めました。完全復帰には半年ほどかかったでしょうか。そこまで長い期間投げられないというのは、僕にとって初めての経験でしたね。

ベストパフォーマンスを発揮するためのけが予防

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プロフィール

増井 浩俊(ますい・ひろとし)
増井 浩俊(ますい・ひろとし)
  • 所属:静岡-駒沢大学-東芝-北海道日本ハムファイターズ
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:181センチ/73キロ
  • 1984年6月26日生まれ
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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