目次

[1]高校時代のトレーニング、メンタル面
[2]菊池雄星投手が語る速球を投げるポイント
[3]高校球児へのメッセージ

 高校時代、左腕から投げ込む最速154キロの速球、キレのあるスライダーを武器に3年春のセンバツでは強豪校を破り、準優勝投手となった菊池 雄星(埼玉西武ライオンズ)。

 菊池選手といえば、肩、肘の関節が柔らかく、ムチをしならせるような腕の振りから150キロを計測するのが魅力だ。その肉体を作り上げたルーツと背景、また、どんな感覚で速球に磨きをかけてきたのか。そして、グラブについても菊池選手のこだわりを語っていただいた。

高校時代のトレーニング、メンタル面

埼玉西武ライオンズ 菊池 雄星投手

――花巻東高校時代、一番きつかったけど、身になったと感じる練習は何でしょうか?

菊池 雄星投手(以下「菊池」) ウエイトトレーニングですね。ほぼ毎日やっていました。特にきついのはスクワットでした。
僕の場合は、高校時代は140キロぐらいの重さでしたが、今では200キロ近くを持ち上げられるようになりました。やはり、筋肉量と比例して、体も強くなって、球速も速くなると思うんです。

――菊池投手は中学時代から、身体作りはしっかり行っていたようですが。

菊池 そうですね。基本的には、フォームから入らなかったのが良かったと思います。僕はそれまでアーム式だったんですけど、フォームをいじらずとも体を作れば、フォームも直るというのが中学の指導者の方針で。
身体作りをしっかりとやった結果、フォームも安定してきました。身体作りを先にやってきて良かったと思います。

――ほかにも、今の菊池投手の実績につながっている練習はありますか?

菊池 走り込みは、あまりやらなくても良かったかなと思っています。ランニングよりも、僕は投内連係をやったほうがいいと思いますし、ランニングで疲れて投球練習をやる気持ちが下がってしまうのは、もったいないので。
やはり一番大事なのは投球練習で、足りない分はトレーニングでこなしたいですね。

――菊池投手が、投球練習で意識をしていることは何でしょうか?

菊池 やはり抽象的になってしまうのですが、リズムを大事にしています。調子が良くないときは、腕がどうで、手がこうでと考えるんですけど、良い時の共通点は、自分が良い動きが出来る感覚を掴んでいて、自然にできるということ。そういう時ほど、良い投球ができますね。

――本来の投球が出来ないときはどんな取り組みをしていますか?

菊池 腕が小さく出たり、テイクバックの動きが悪い時は、反復練習しかないですね。リズムを戻せば、それに沿って身体もついていくので、自分が良く動けるリズムを意識するようにして、大切にしてほしいと思います。

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