新戦力を積極起用のDeNA、今後の巻き返しのキーマンは!?
筒香 嘉智選手
プロ野球は開幕からおよそ1カ月半が経過。各球団ともにドラフトで獲得した選手や新外国人、あるいは移籍で加わった新戦力たちが結果を残しつつある。
DeNAでは、筒香 嘉智外野手(横浜高出身)が戻ってきた。4月に復帰し、5月6日に初出場を果たすと、いきなり逆転3ラン本塁打を放った。5月11日の試合でも勝ち越し本塁打を放ち、ファンを喜ばせている。
DeNAは開幕ダッシュに成功し、4月上旬には貯金4と好調だったが、現在は借金3の5位に低迷。チームが浮上していくためには筒香の打撃は欠かせないものとなる。
ドラフト1位ルーキーの度会 隆輝外野手(横浜高出身)は、鮮烈なデビューを飾った。「1番・右翼」で開幕スタメンを勝ち取ると、2試合連続本塁打を放つ。以降もスタメンで起用され続け、4月26日には満塁本塁打も放った。5月に入ってからはスタメンを外れる機会も増えているものの、打率.231(117打数27安打)、3本塁打と新人としては上々の数字を残している。
ドラフト4位ルーキーの石上 泰輝内野手(徳島商出身)も、開幕1軍入りを果たし26試合に出場。スタメン遊撃手での起用もあったが、打率.183(71打数13安打)と苦しみ5月に入ってから登録を抹消された。
ドラフト6位ルーキーの井上 絢登内野手(久留米商出身)も10試合に出場し、プロ初安打を放つも、現在は登録を抹消されている。
投手ではソフトバンクを戦力外となった森 唯斗投手(海部出身)と、オリックスを戦力外となった中川 颯投手(桐光学園出身)が1軍で登板している。特に中川は先発やロングリリーフとして、7試合(3先発)に登板。4月30日の試合では先発7回途中1失点の好投で、プロ初勝利を挙げた。
ドラフと2位の松本 凌人投手(神戸国際大附出身)は、開幕から、およそ1カ月1軍に帯同。中継ぎとして8試合に登板し防御率2.89の成績を残した。
外国人選手ではジャクソン、ウィック、ケイと3人が1軍で登板。ジャクソンとケイがそれぞれ6試合に先発し1勝をマークしている。
※数字は2024年5月14日終了時点