県立松江工業高等学校(島根)
今年のチームについて
■今回取材に答えて頂いた球児
曳野 裕也(ひきの ゆうや)
(学年:3年/ポジション:ファースト/役職:主将)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)は何ですか?
選手の個性が豊かなことです。
Q. 昨年秋の新チーム結成後から、チームが一番成長したなと感じる部分はどこですか?
1対0の僅差でもねばって勝てるようになったことです。
チームメイトを紹介!
Q. 続いて、いつも元気な(声が大きい、盛り上げ役など)そんな仲間を紹介してください。
川井 彰吾(かわい しょうご)
船崎 大志(ふなさき たいし)
吉村 純一(よしむら じゅんいち)
Q. 彼は普段、練習や試合でどう盛り上げてくれますか?
彼らはいつでも声を出してくれます。
最後の夏への意気込み!
Q. 最後に3年生にとっては最後となる夏の大会。どんな夏にしたいかなど、思っていることを自由に教えてください。
悔いの残らないように、今自分たちが出せる力を発揮して、まず1勝、そしてベスト4を目指して挑み、一生の思い出になるようにしたいです。
指導者が語る!このチームの強み
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■今回取材に答えて頂いた指導者の方
野津 英治監督
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきましたでしょうか。夏に向けてどんなチームを目指してきたでしょうか。このチームの強みを教えてください。
新チームが始まり、1つのテーマとしたのが、「練習試合での強化」でした。9月の初めには6日間で10試合をこなすところからスタートしました。県下の強豪校との対戦で敗戦続きでしたが、秋季大会までに多くの練習試合ができ、秋季大会では予選を勝ち県大会出場ができました。冬場は走り込みと1200gのバットをしっかり振ることで体力をつけました。春季大会でも予選を勝ち、県大会出場を果たせましたが、守備の甘さと攻撃での得点力のなさが課題として残りました。
春から若いコーチを二人招き、夏に向けて課題克服に努めています。監督として3年目のチームであり、1年生から3年間指導できたことで、こちらの思いが黙っていても伝わるチームとなりました。特に3年生は校舎改築のため入学してから2年生秋までグランドがなく、他のグランドを借り練習をしてきた苦しい状況を経験しており、ここ一番の底力を持っていると思います。
また、野球だけではなく礼儀正しく生活することを大事にし、勉強も共にがんばり、ボランティアも多々行ってきました。人間的にもたくましく成長してくれたと思っています。部員数は、3年前は20名足らずでしたが、今では47名と増え、新設なったグランドで所狭しと練習に励んでいます。
一昨年の夏、島根大会で準決勝まで勝ち上がることができ、この成績を超えることがこのチームの目標となっています。一昨年ほどの打撃力は期待できませんが、今年の夏の選手権大会では機動力を使った野球も展開できればと期待しています。