第103回全国高等学校選手権は1975年の第57回大会以来となる3日連続順延が決まった。しかも今回は開幕日含め4日も中止がある。1975年と違うのは、3回戦最後の日から3日連続で中止があり、準決勝から2日連続で中止と、ある程度、大会を消化した上での順延だった。

 今回は大会2日目しか消化できていない。まだ初戦を迎えていないチームが35チームもあるのだ。大会関係者の苦悩ぶりが分かる。

 甲子園は1会場制のトーナメント。1会場制のトーナメントで、どうしてもきつくなるのは、1回戦終盤に登場するチームだ。大会初戦は遅く、準備期間はあるものの、その後の試合間隔が短くなり、投手運用がきつくなる。

 今回は阿南光、沖縄尚学、鹿島学園盛岡大附大阪桐蔭東海大菅生近江日大東北のブロックが特に厳しいと呼ばれている。

 変更後のトーナメント表を見ると、大阪桐蔭東海大菅生近江日大東北については以下の通りとなる。

17日(火) 初戦
21日(土) 2回戦
23日(月) 3回戦
24日(火) 準々決勝
26日(木) 準決勝
27日(金) 決勝

 1週間の球数制限が500球以内と決まっているため、投手運用が非常にきつい。そうなると複数投手制を敷いているチームが俄然と有利となる。